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異国迷路のクロワーゼ 第07話 天窓 "Lucarne" レビュー [アニメ]

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いつものように朝食の準備をする湯音。
またクロードに日本食を食べてもらおうと、梅干しの壺を
もっていると、急にヨタつく… あっきっと風邪だよ…
前回、クシャミしてたもんねえ。 と、そこにクロードが
入ってきて、梅干しを見て、それはまた今度…と遠慮。
そういえば、クロード、前に梅干し食べて大変な事に
なってたもんねw 

朝食時、パンを食べてて、( ゚д゚)ハッ!と思ったような湯音。
なんだろう、具合悪そうだから、食欲がないというのも
あるのかもしれないが、それ以外にも何か思うところがある?
「後でイタダキマス」と言って、パンを袖の中にしまう湯音。

湯音が一人で店番をしていると、またあの浮浪児が見せの窓
ガラスにへばりついている…! 警察呼べー警察。って
この時代って、警察はどうなってるの…?w

後は続きからどうぞ
 
 

浮浪児に気付いた湯音は、店から出て、浮浪児に「もう泥棒
なんてしちゃだめよ…」と優しく諭す。「あの燭台返してくれない?」
と浮浪児に聞くと、浮浪児は「パンに変えた」と一言。エエ…
謝罪もなし? それを聞いて湯音は哀しそうな顔をするが、袖の
中から、自分のパンを取り出し浮浪児に差し出して「その
代わり、もう盗むなんて人の悲しむ事しちゃだめだよ?」と
語りかけるが、クロードが店から出てきた為に、浮浪児は
パンをつかみ取ると、その場から逃げていく。

浮浪児にパンをあげちゃった湯音を叱るクロード

お前にやるパンはあっても、あいつにやるパンは一欠片もない!
お前は泥棒を許すつもりなのか?

いや、本当に、クロードの言うとおりだと思う。
いくら浮浪児に同情したとはいえ、湯音はパンをあげちゃ
だめだろう。あのパンは湯音の為のパンで、泥棒の浮浪児の
為のパンではない。

湯音は浮浪児に、悪いことしちゃだめと注意をした…とクロードに
説明するが、そんな湯音の行動が理解できないクロード。
「お前のお陰でこの店が襲われるかもしれないんだぞ? お前の
甘さはもう沢山だ!」とクロードに怒鳴られ、湯音は小さな声で
「ごめんなさい…クロード様…」と謝る。うわわ…場の雰囲気がー
凍り付いている。でも、確かに、クロードの言うとおり、湯音は
甘いと思う。もし、あの浮浪児がもっと極悪浮浪児で他の悪い
浮浪児と徒党を組んでいたりしたら、あの店はいいカモだと
思われかねないような行動を湯音はしてしまったのだから…。

と、ここで、アリスがやってくる。
凍り付いた場の雰囲気は、アリスのお陰でいくらか和む。
アリス、日本のかんざしゲットしたの~とか言って頭を指差すのだが
髪の毛に突き刺さっているのはかんざしじゃなくて茶杓だったw
茶杓か、一瞬、孫の手でも突き刺してるのかと思ったよ…
ま、どちらにせよ、笑えるんだが。 可愛いなーアリス
次ぎにアリスが取り出したのは、習字の毛筆、アリスはそれが
化粧に使う筆だと思っており、硯に粉を乗せて、毛筆で顔に塗り塗りw
そして、最後に出してきたのは、お餅をつくうすで、なんと、それを
洗面台だと思っていた…w 自分の勘違い3連発にショックを受け
放心しているアリスを外に追い出すクロード。
 
なかなかすごい勘違いだったが、アリスのお陰でほんと空気が
和んだよ…。ありがとうアリス。クロードがアリスを追い出している
間、湯音はコホコホと咳き込み、それを見て心配するオスカー、
オスカーは湯音の体調が優れない事をアリスに説明、アリスは
それならと湯音にbiseをしてその場を去ろうとするが、湯音は
初めてbise(ビズ)された為にびっくり。しかも、アリスから
ビズは親密な人同士の普通の挨拶なのに、ここの人から湯音が
ビズされてないという事は、ここの人に認めてもらってないのね~
と言われ(←アリスに他意はないのよね、アリスは、自分の方が
先に湯音と親密になれたっていうのをアピールしてるだけだから。)
湯音はショックを受けてしまう。

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アリスが帰った後…オスカーに休んでいていいと言われたが、また
店番を続ける湯音。一人で店番をしていると、またあの浮浪児が
やってくる。また来たよ… パンあげちゃったから、またなんか
もらえると思ってやってきてるんだろうが、ほんといいカモだと
思われているじゃないか…。浮浪児に気付いた湯音は店の外に出て
「ごめんね、もう何もあげられないの」と浮浪児に言う。エエエ…
なぜ謝る。謝る必要はまったくない。何ももらえないと知った浮浪児は
ガッカリした顔をする。湯音はもう会えないのと言って、なんと
浮浪児に「きっと一人じゃないから」とビズをする。(゚Д゚)… 

クロードはまた湯音が変な事をしているので、怒って店の外に
出て怒鳴ってくる。びっくりした浮浪児は逃げていき、店の
中に戻った湯音は、クロードに叱られる。お別れの挨拶をしていた
という湯音に、クロードは「あれは親しい相手だけにするものなんだ
そんなに泥棒を引き入れたいのか?」と怒鳴る。いや、ほんと
その通りでございますよ… 湯音が調子が悪いのも、浮浪児から
病原菌をもらったからじゃないのか?と怒るクロードに、
「そんな事言わないで!」と言う湯音。

あの子もきっとパリの中で生きる場所、必死で探しているんデス

湯音は、これは自分のワガママで、自分だけはあの浮浪児の気持ちを
わかっていてあげたいんデスと説明、クロードは湯音が何故あの
浮浪児にそこまで肩入れするのか理解できないが、これだけは
約束してくれと、あの浮浪児にはもう会わないでくれと湯音に言う。
その時、クロードは湯音が泣いていたのを見て、びっくりする。
湯音は自室に向かう途中、ついに倒れてしまい、ベッドに運ばれる。
湯音が倒れた事で、クロードは自分の責いで湯音が倒れてしまったのでは
と動揺、オスカーは医者を呼びに行くが、その間、またあの
浮浪児がやってきていた。クロードは店の外に出て、浮浪児に
湯音が倒れた事を伝える。浮浪児再び逃走… 
さすがに、湯音が倒れたと聞いたら、浮浪児もショックだろう。

熱にうなされる湯音は遠い故郷の姉の夢を見る。病気の時に
優しくしてくれた姉・汐音。汐音の登場は4.5話以来ですな~
目を覚ました湯音は、クロードからもらったあの絵本を飾ってある
棚に手を伸ばすが…

湯音の事を考えていたクロードは、湯音の気持ちに気付く。
「あの子もきっとパリの中で生きる場所、必死で探しているんデス」
居場所を探しているのは湯音、湯音は自分をあの浮浪児に
重ねていたから、あんなに肩入れしてしまったのだ… その湯音の
気持ちに気付いたクロードは、医者を呼べずに帰ってきた
オスカーに、湯音は日本に返すべきではないのかと言ってくる。
それはもちろん、クロードなりに湯音の為を思って言った事…
オスカーは「お前はいつもそうだ、湯音の意志はどうなる?」と
クロードに言う。

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クロードが湯音の部屋に行くと、湯音は絵本を抱えて床に
倒れていた。湯音をベッドに戻した後、クロードはアリスの屋敷へ。
クロードはアリスに頭を下げ、湯音の為に医者を呼んでくれと
頼む。アリスはすぐに医者を手配、アリス、頼りになるわあ…。
クロードは、少しホッとしたようで、アリスにもう一つお願いを
する。それは…

浮浪児は花屋から花を盗もうとしていたが、手を止める。
クロードが店に戻ってくると、店の前には小さな花束があり、ちょっと
離れた所にはあの浮浪児が。浮浪児は花を盗まずに、どこかに
咲いていた野生の花を摘んできたのだった。
クロードがアリスに聞いたもう一つの事、それは、日本のお粥の
作り方だった。クロード、優しいなあ… 湯音の為にお粥を作る
クロードの姿を見て、オスカーは「問題ないみたいだなあ」と
微笑む。

アリスが手配してくれた医者が帰り、ただの風邪だったこともわかって
ほっとした一同。クロードは湯音にお粥を持っていき、浮浪児の
持ってきた花も渡す。湯音はうれしくて、涙を流し、クロードに
お粥を食べさせてもらう。二人して湯音の事を看病するクロードと
オスカーに恐縮する湯音に、遠慮をしないでもっと、迷惑だって
かけていいんだと言ってビズをするクロード。

俺達、この広いパリでたった3人の身内なんだから…

(ノД`)うれし泣きする湯音は「はい!」と返事をする。


Cパート
湯音が風邪をひいたと聞いて、氷を持ってくるアリス
アリスは湯音の体に氷をぴたぴたとつけて、湯音は震えてしまうw
日本では温かくして汗かいて治しマス… 
それを聞いたアリスはビックリ、階段の向こうでは、氷風呂を
持ってきてるエドガールとメイド達の姿が…w

今回はねんどろいど湯音!
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可愛いな~傘もった姿がなんとも素晴らしい


今回はこんな感じでした。
湯音が、あの浮浪児に肩入れする理由がわからなかったクロード。
湯音が倒れ、よく考えるうちに、その理由がわかって、これで
クロードも湯音の事をまた少し理解したのではないでしょうか。
それと、湯音の為にアリスに頭を下げて、頼み事までするクロード、
多分、以前のクロードからだったら、想像できないほどの行動
だったんだろうなと、オスカーやカミーユのリアクションでわかりました。
湯音を護りたいと思う気持ちが、クロードを変えてきてるんですね。

あの浮浪児に自分を重ね合わせたとはいえ、湯音があそこまで
泥棒の浮浪児に肩入れするのは、見ていてあまり気持ちいいものでは
ありません。あの子は、たまたま湯音の言葉を少し理解して
くれて、凶悪な子じゃなかったからいいものの、すべての泥棒の
浮浪児があの子のようだとは限りません。ヘタすると、いいカモ
だと思われ、もっと酷い強盗にあったり、それこそ命に
かかわるような事件に発展する可能性だってあるわけで…
湯音はそこらへんをちゃんと理解する必要はあるのではないかと
思いました。まあ、でも、湯音があの子に同情する気持ちは
分かるけどね… 難しい問題だよ。

前回までのレビューは以下からどうぞ
第01話 入口 "Entrée"
第02話 チーズ "Fromage"
第03話 日本迷宮 "Labyrinthe du japon"
第04話 水明かり "Eau et lumiéres"
第05話 迷子 "Perdus" + 4.5話をちょこっと
第06話 鳥籠(クリノリン) "Crinoline"


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