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異国迷路のクロワーゼ 第08話 子供部屋 "Chambre d'enfant" レビュー [アニメ]

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お出かけの支度をしている湯音とクロード。この前、アリスに世話に
なった事から、アリスの家にお礼も兼ねて遊びにでも行く事になったのだ。

クロードは支度をしながら、子供の時の事を思い出す。
それはカミーユとの思い出…

愛しているのクロード
だから、私達が大人になって、私が結婚しても
ずーっと遊びにきてくれる?

クロードに愛人になれと言っていたカミーユw
当時はどう思ってたかはわからないが、今となってはそれは
クロードにとって、あんまりいい思い出ではない様子…?
オスカーは猫を今までの恋人に例え、ブランシュ家にも猫がいると
言う。カミーユがクロードの猫か… いや、クロードがカミーユの猫か。

後は続きからどうぞ

 
 

ブランシュ家ではカミーユが着飾っているのを見て、アリスが
クロードが来るからか?と言っていたが、カミーユは午後から
シャンゼリゼを散策しにいく為に着飾っているという。でも
本当に、それだけかな? 将来、好きでもない男と結婚する事に
なるカミーユ、結婚後は堂々と愛人を作ったりしてもいいらしいのだが
アリスは、クロードだけは愛人にするなとカミーユに言ってくる。

湯音とクロードが到着し、大喜びのアリス。さっそく、湯音を
連れて屋敷の中庭へ向かい、クロードは屋敷の中でカミーユと
会っていた。カミーユの前で、頑なな態度をとるクロード。
アリスが湯音を人形扱いしているとクロードが言うと、カミーユは
「あら、貴方、人のこと言えるのかしら?貴方のそういう所好きだけど…
ちょっと残酷だわ」と言ってその場から去っていく。
カミーユ、クロードの事をよくわかっているよね…
ここらへんのカミーユとクロードのやりとり、なんともいえない
雰囲気だよ… 見ていて、ちょっとドキっとするというか。
カミーユはきっと今でも、クロードの事を愛人にしたいと思っていそう。

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湯音は中庭でアリスとお茶をしながら、日本の御伽噺なんかを
アリスに話してあげていた。かぐや姫の話を聞いたアリスは、
好きな相手を選ぶのも捨てるのも女性に主導権があるなんて
日本って進んでるわ~とちょっと勘違い…w 多分、この頃なんて
特に、実際は絶対日本よりフランスも方が進んでいると思うんだが。
アリスは湯音は自分と似ているという、どこらへんが??w
と思ったら、日本の女性は芯が強いと言うアリス。湯音は海を
越えて遠いフランスまでやってきた、「これってよっぽどのことよ!」
と言うアリスに、湯音は嬉しそうに微笑む。
芯が強い…確かに、湯音は芯が強いね、ちょっと頑固だけど。

アリスは湯音を、アリスとカミーユが使っていた子供部屋に案内する。
天井を見ると、アリスが10歳の時に描いた竜の絵が描いてある。
10歳のアリスが描いたわりには、けっこう、良い感じの絵だよなあ。
幼い頃、アリスは、自分で描いた絵でカミーユに紙芝居を
してあげていた、その内容は、遠い日本から来た東洋の少女と友達に
なる話、今の、アリスと湯音みたいだねえ…。
そして、ドラゴンに乗ってまだ見ぬ遠い世界へ旅立っていくという
話、カミーユもその話を目を輝かせながら聞いていた。カミーユだって
昔は自由に遠い世界を見てみたい、旅立ってみたいという憧れを
もっていたんだよなあ…。きっと今は、ちょっと諦めた感じに
なって、自分を押し殺している所があるんだどうけど。

アリスは、いい事を思いついたと言って、湯音を一人部屋に残し
どこかへ、すると、カミーユが現れる。最初は和やかな感じだが
節々に、カミーユの冷たい表情が伺える。湯音が何かモノ言いたげで
モジモジしていると、「言いたい事は言うべきだわ…」と言うカミーユ。
湯音は、自分にも日本に姉が居て、カミーユのように優しかったと
言う、すると、カミーユは「私は貴方を妹にするつもりはないわ。
私の何を見てそう思ったのかしら?」と、否定的な事を言う。
湯音が思わず「スミマセン」と謝ると、「謝るのは自分の落ち度を
認める事よ… 貴方、自分をバカだと言ってるのと同じだわ。
誰彼構わず笑うのもよしなさい。」となんか厳しい口調。
ちょっとションボリしてしまった湯音をカミーユは子供服が入った
クローゼットに連れて行き、湯音に好きな服を選んでと言う。
湯音はその中からフリルの少ない服を選び、カミーユはその服を
選んだ理由を湯音に聞く。

湯音は、以前、クロードが袖がヒラヒラしたものは邪魔だと言ったので
袖に飾りの少ないものを選んだと答える。すると、カミーユは顔を
曇らせ、言う…

クロードの好みで選んでも彼の褒め言葉はもらえないわよ。
ドレスや飾りにどんな趣向をこらしても、彼の目には入りや
しないもの。目に止まったとしても彼…

と言った所で、湯音は笑い出す。
何がおかしいの?とカミーユは怒ったような口調になるが、
湯音は笑いながら、「私もそう思いマス!」クロードの事を
こんな風に話せるのが嬉しいと言う。カミーユは目を丸くして
驚いたような表情。この時、カミーユは湯音の事をどう思った
んだろうね? 自分が思っていた湯音とは違ってびっくりしたん
じゃないかな… 湯音がちゃんと自分というものを持った
芯の強い女性だという事がわかった感じかな? 湯音はカミーユと
ちょっとしたガールズトークができて嬉しかったんだもんね。

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カミーユに服を着せてもらう湯音。カミーユは湯音にパリで
生きていく女の子として大切な事を教え、自分とアリスの思い出が
いっぱい詰まったこの子供部屋の思い出話を湯音に聞かせる。
湯音が選んだドレスは、アリスが天井に描いたドラゴンの話を
聞かせてくれた時に着ていた服…

そして、将来、きっと同じ気持ちを語り合える異国の少女に
手渡された服。あげるわ。

服をプレゼントされた湯音。カミーユは、アリスにとって、ここは
窮屈だから、もっと地球の裏の話を聞かせてあげて欲しいと言う。
カミーユは部屋の窓を開け放ち、吹いてくる風を受けて、外を見て
清々しい表情を浮かべる。庭ではアリスが湯音の為に、なんか
日本っぽいお茶会?でもしようとして準備中。クロードは屋敷の
部屋から外を無表情に眺める。


今回はこんな感じでした。
予告見た感じ、この話は次回にモロ続きなのかね?
原作では一つの話を何個にもわけて描いているわけだが…ちなみに
前にあったアリスが湯音に着物を着せてもらったりする話は
本来ならば、今回の話の中で起きた出来事なのよね。そうやって
話を小分けにしながら、漫画2巻分しかない原作を1クール分の
アニメに仕上げていると思うと凄いよね。というか、うまいなあ…と
思う。テレビでオンエアーがなかった4.5話で、使われていた
まめぐが歌うあのエンディング曲、あれが今回のエンディングでも
よかったような気がした。あの曲を、あれっきり使わないってのも
もったいないと思うのよね。
それにしても、カミーユ、はっきりとは言わないが、クロードの
事が好きなんだよねえ? 好き…という一言では片付けられない感じも
しないでもないけど、彼女がクロードに対して執着のようなものを
持っているのは伺える、でも、決して、彼に手が届かないという
彼女の寂しさみたいなのが、伝わってきた。
クロードはカミーユの事をどう思っているのだろうか。少なくとも
子供の頃は仲がよかったわけだし… 
次回が楽しみだな、クロードの気持ちをもっと垣間見たい!

今回は…
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ねんどろいど湯音!!
ついに予約が始まりましたね~~!もちろん予約済みですよ!

前回までのレビューは以下からどうぞ
第01話 入口 "Entrée"
第02話 チーズ "Fromage"
第03話 日本迷宮 "Labyrinthe du japon"
第04話 水明かり "Eau et lumiéres"
第05話 迷子 "Perdus" + 4.5話をちょこっと
第06話 鳥籠(クリノリン) "Crinoline"
第07話 天窓 "Lucarne"


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