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妖狐×僕SS 第12話 二人になった日 レビュー 最終話 [アニメ]

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メゾン・ド・章樫
通称「妖館」
SS付きの最高級マンション
その実体は妖怪の先祖返り達が住まう秘密のマンション
癖のある住人ばかりが住むそこで
僕は出会った
僕のSS、御狐神くんに

昔、ずっと手紙のやりとりをしてきたのは蜻蛉のフリをした
双熾だという事を知ったその後、事情を話して謝罪をしてきた
双熾。凜々蝶ちゃんからの手紙は全て大事に保管してあり
元々自分が持っていてよいものえはないので凜々蝶ちゃんが
望むなら手紙を返還すると言ってきた双熾に、凜々蝶ちゃんは
「君が持っていていい、君に宛てたものだから」と答えた。
凜々蝶ちゃんの言葉に、また泣きそうな表情で微笑んだ双熾…

そうして僕は決心したのだ


後は続きからどうぞ



父親の河住丈太郎が先祖返りだという事でちょっとした悩みを抱く
息子の小太郎。妖怪の先祖返りは始祖と同じような要素を持って
稀に記憶も受け継ぐ事が生まれ変わりとどう違うのか、父親が
死んだらまだ生まれ変わるのか、父親は来世で今の母とは違う人と
結婚して自分じゃない子供のお父さんになるのか?というけっこう
複雑な悩みというよりも疑問を持ってしまった小太郎。

それを聞いた反ノ塚は…

すげぇな、そんな先の事まで心配できんのか
俺 夜飯何食うかも考えてねーわ…
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逆に反ノ塚はもうちょっと先の事を考えてもいいと思うw


じゃあタイムカプセルを埋めよ~~☆

と、突然現れて提案してきたのは残夏。
そんなに心配なら来世の父親に手紙を書けばいいと残夏は言う。
残夏の提案にイマイチ賛成できない反ノ塚は顔をしかめるが、残夏は
「大丈夫、まかせなって」と何か別の意図がある様子。
というわけで仲間を集めてタイムカプセルを埋める事になった。

まず…渡狸とカルタ…
渡狸は自分は不良だからそんな遊びには付き合わないとか言うが
カルタが来世の渡狸に手紙を書くと言い出したら、速攻参加する事に決定。
自ら猛烈な勢いでレターセットを買いに行った…w 渡狸ww

カルタが来世になりたいものとは…

私は中華まんになりたい
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中華まんの中には色々な具が詰まっているので
中華まんになれば自分のお腹の中もそれらで満たされるからだそうな

庭の桜の木の下の穴を掘る反ノ塚。
野ばらや小太郎が一緒に居るわけだが、反ノ塚が、こうしていると
自分達は親子みたいだな~とちょっと言うと、野ばら姉さんに
穴に埋められる反ノ塚w 
こんな所に穴掘ったりしていいのかな?と話していると、コンシェルジュの
猫月誉が! 怒られるかと思ったら、恥ずかしそうにタイムカプセル用の
手紙を渡して去っていったw
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オッサン、恥ずかしがりすぎww

反ノ塚が凜々蝶ちゃんをタイムカプセルに誘うと、いつもの
態度ながらも最後は照れながら参加する事になった凜々蝶ちゃん。
これからはもう少し他人と接触するのを心懸けようと思うと
言う凜々蝶ちゃんの頭を撫でる反ノ塚。反ノ塚って凜々蝶ちゃんの
兄的存在だとは思うけど、こういう姿を見ていると、反ノ塚と
凜々蝶ちゃんという組み合わせもいいよなあと思ってしまう。
ここのシーン、反ノ塚は嬉しそうに凜々蝶ちゃんの頭を撫でるわけだが
もうちょっと嬉しそうな表情に描いてもらいたかったかも。

凜々蝶ちゃんは双熾もタイムカプセルに誘う。
その時に、この前のメロンの代わりだと言って菓子折に手紙を添えて
双熾に渡す凜々蝶ちゃん。双熾、この前のメロンも腐らないように
処理して保存してるとか…w 今回の菓子折も永遠に大事にするとか
言ってるしw もちろん、双熾も参加する事になり、凜々蝶ちゃんは
先に庭に出て待つ事に。

タイムカプセルに入れる為の手紙を抱えて庭に出た凜々蝶ちゃん・・・
凜々蝶ちゃんが手紙に書いたのは・・・

ここへは一人になる為に来たのに不思議だ
関わっていこうと思えた この人達に出会って
彼に出会って… 
変わりたい
傷つけるかもしれない
傷つけられるかもしれない
でももう一人になって逃げるのはやめるんだ
もっとちゃんとした自分になって
御狐神くんの側に居たいんだ

といった内容。

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来世の父親宛に手紙を書こうとしている小太郎は何を書いていいのか
わからず、まだ手紙は白紙だった。すると父・丈太郎が現れて、
来世の俺は本当に俺か?見ず知らずのおっさんに手紙は書けねえよそりゃ…」
と言う。

人は出会いで出来ているのさ
色んな物や人、感情とのな
母さんやおまえと出会ってない俺なんか俺じゃない

丈太郎の言葉に、小太郎は納得し
「僕のお父さんはお父さんだけだね」と笑顔で言う。
その様子を見てた残夏は「めでたし、めでたしかな~♪」と嬉しそうに言い
残夏の意図を理解した反ノ塚は「おまえって優しいのか!」と素直な感想を言う。
ここ、残夏がちょっと照れているのがいいよね。
こういう残夏は滅多に見られないからな~。

タイムカプセルにみんなの手紙を入れ、あとは双熾の手紙だけ…と
いう時、反ノ塚が、凜々蝶ちゃんの手紙の宛先が「御狐神君へ」に
なっている事に気付く。要するに…凜々蝶ちゃんは、菓子折と一緒に
添えた手紙とタイムカプセル用の手紙を間違えてしまったのだ…
つまり、今、双熾の元には凜々蝶ちゃんがタイムカプセルに入れようと
していた手紙が…!!

タイムカプセルに入れようとしていた手紙の内容は双熾への
告白のような内容だった為、焦って双熾に電話を入れ「手紙を読むな!」
と言う凜々蝶ちゃんだったが、時既に遅し、双熾は手紙を読んでしまっていたw
もの凄く落ち込む凜々蝶ちゃんにみんなは…

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反ノ塚「大丈夫だって。どう見ても両想いじゃん。何を今更。
    つーか、お兄ちゃんちょっと寂しい」
残夏「そーかなー?そーたんの気持ちはあくまでも敬愛かもよ?
   7つも歳離れてるんだし~☆」
野ばら「でもあの男、どういう倫理観欠けてそうじゃない?心配だわ~」
渡狸「やーい、ロリコン あの狐にお似合いの称号だぜ!」
カルタ「食べる?」

このまま双熾に会うには心の準備がまだ出来ない凜々蝶ちゃんは
その場から逃走、近所の公園の遊具の中に隠れ悶々としてしまう。
携帯の電源を入れると、その瞬間、双熾からの電話が。
なんて電話に出るのか、色々とプランを立てるが、電話に出て
開口一番「あの手紙に深い意味はない!!」とシャウトしてしまう
凜々蝶ちゃん。自分が公園に居る事も明かし、錯乱しながら
「とにかく僕は君に対して特別な感情なんてないんだからな!!」
と、この期に及んで弁解すると、双熾からは意外な返事が返ってきた。

凜々蝶さまもそう仰っていますし、それに…
そこまで図々しくはありません
身の程は弁えてるつもりです
自分の質、立場、ここへ至るまでの経緯…
貴方にはとても聞かせられない様な、そんな事もしてきた人間です
そんな僕がこうして貴方の側に居られるだけで幸せなのです
他のでもない"僕"に向けて手紙やメールを下さる
それにどれ程意味があるか…これ以上の幸せはありません
なんて…貴方をさも聖域の様に言いつつ妄想するのです
更なる幸せを。望んではいません。想うだけなだタダでしょう?
解りましたか、僕はこんな男です


こんな双熾の言葉を聞いて凜々蝶は悟った。

そうか御狐神くん… 
自分の事が嫌いなのか…
どこか知っていた気がする
いつもふと自嘲する様なところがあったから
冷めた目をする事があったから
淋しそうだったから 解る
解るよ
僕も自分の事が嫌い
だけど変わろうと思えた
君を好きになってそんな勇気が持てた
君がくれた…

双熾が公園に到着すると、凜々蝶ちゃんは勇気を振り絞って
双熾に自分の想いを告げる。

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君が自分の事を好きになれなくても
僕は好き… 好き… 好き!

凜々蝶ちゃんの言葉に双熾は凜々蝶ちゃんを抱きしめ
「愛してます!」を連呼。キャーっ やっと二人が!
公園で抱き合っているんで、クソガキ達が「大人がエロい事してる」と
茶化してくるが、双熾は凜々蝶ちゃんを抱きしめたまま…
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凜々蝶ちゃんの匂いをおもいっきり嗅ぐww
凜々蝶「嗅ぐなっ」


手紙を貰った時
勘違いをしてはいけないと自分を律していたのです
でないとタガが外れそうだったから…
本当はね…
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死ぬほど嬉しかったのです

よかったねぇ…

ちなみに、まだクソガキ達は二人を見ていた…w

エンディング!!
エンディングは「ニルヴァーナ」が流れながら
その後の様子!

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夏服!!

蜻様が帰還したが、みんな海に行っていたので蜻様も海に降臨
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野ばら姉さんと凜々蝶ちゃんの水着姿
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ブラボーすぎるだろぉお!

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変わらない勢力図w
蜻様「せっかくドMが痴態を晒しているのだ。
   これは動画に収めてやらんとな!」

あぅうう!
凜々蝶ちゃんがコスプレさせられる所はなしか…orz

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今回のお風呂シーン

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見てしまった

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ホラーww

双熾「こんな僕でも好きだと仰って下さいましたよね?」
凜々蝶「こんな君だとは聞いてない!!」

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そして…
って、えっいきなりそこに飛ぶ?w
このシーンは、もし2期あるなら、そこでじっくり
やった方がよかったんでないの?

それは、双熾が凜々蝶ちゃんに自分の夢を言うシーン。

ひとつだけ…夢があるんです
嘘でいいんです
今日この場限りの軽薄な嘘でいいんです凜々蝶さま
子供が欲しいんです
家族が欲しいんです
いつか…

凜々蝶ちゃんはそんな双熾の願いにすぐには答えず
ちゃんと考えてから答えると返事をし、双熾もその方が嬉しいと言う。

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沢山の日々を経て二人で考えよう
時間は重みだ 僕はそう思う
この先何度も思い出す事になる…長い長い時間のお話…


最終話はこんな感じでした。
最後までよかったね、このアニメが始まった時、原作4巻分、第一章の
終わりまでやると思っていたが、そこまでいかずに、いい感じの所で終わった。
これはこれでよかったと思う、途中、ちょっとgdgd感が出たような感じも
したけど、そういう所も含めて、非常に楽しめました!
原作の消費的にかなりに省エネな作りになっていたと思うのですが
これなら2期も期待していいのかな?と。しかし、それなら
双熾の「子供が欲しいんです」のシーンは、今期に入れるべきでは
なかったような気もする。あのシーンに至るまでの部分もちゃんと
描いて、あのシーンを見せないとダメじゃないかな… とかちょっと
思ったり。 とにかく、絶対2期作ってもらいたいね! 

前回のレビューは以下からどうぞ
第1話 いぬとぼく
第2話 淋しがり屋の犬
第3話 ほんとうの契約
第4話 妖館ウォークラリー
第5話 春の蜻蛉
第6話 考えるよりも
第7話 ふたりのよる
第8話 お茶と距離
第9話 約束の日
第10話 裏切りの妖狐
第11話 陽炎


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コメント 1

妖弧×僕SS

12話本当にだいすきです!                         双熾と凛々蝶が両思いになれたので良かったです。          本当に双熾と凛々蝶のコンビは最高です。双熾は本当に凛々蝶が大好きって想いが伝わりました。すごく良いアニメだなぁと思いました。
by 妖弧×僕SS (2012-04-06 22:53) 

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