凪のあすから 最終話 海の色。大地の色。風の色。心の色。君の色。〜Earth color of a calm〜 [アニメ]

2クールにわたって続いた凪のあすからがいよいよ最終話を
迎えました。最終話の前までで、恋模様はだいたい決着が着き
あとは光、まなか、美海がどうなるのか?という部分が残された部分…
さて結局どうなったのか?
何が驚いたって海神様がまんまうろこ様だったw

うろこ様は海神様のうろこだけど、海神さまの気持ちは
うろこ様にもわかっているらしい。
まなかにエナが戻った時、美海の気持ちや今までの色々な人の
気持ちがまなかの中に流れ、まなかはおじょし様と海神様に何が
あったのかを全て知る。
●なぜ海神様はおじょし様の好きという気持ちを奪ったのか?
海神様は生贄だったおじょし様を愛するようになり、その愛が
大きくなればなるほど辛くなっていった。おじょし様が夜に
人知れず地上に残したおもいびとの事を忘れられず涙する姿を見た
海神様はおじょし様を地上に返す決意をするが、おじょし様のおもいびとは
おじょし様を失った哀しみから既に自殺しており、だからこそ、海神様は
おじょし様から「誰かを好きになる気持ち」を奪い、彼女を地上に帰した。
そういえば、おじょし様の子供が光とまなかに
ソックリだったんだけど…w

でもこれって遠い昔の話なんだよね?

これはおじょし様が地上に戻った時の様子だった。
凪いだ海はおじょし様の平坦な心を映しているらしい。
光は美海がいままでずっと光の事を好きで光の事を
見守ってくれていた事に気付き、人を好きになる気持ちが
こんな結果をもたらすならとそれを否定しそうになる。
美海を助ける為に自分の好きなもってけとシャウトする光
この部分で一瞬美海大勝利への流れに来たかと…

だって美海の気持ちに気付いて美海の事を助けようと
必死になるし…。こりゃ逆転勝利あるか!?と一瞬…

生贄状態の美海、そしてちさきに助けられたまなかの両人とも
全てを悟った状態で、美海はおじょし様の本当の気持ちも知っていた。
海神様、どうしておじょし様の心を奪ったの?
だっておじょし様は…
そっか、つまり、おじょし様はとっくに海神様の事を
好きになって事か。海神様はそれに気付かず、おじょし様の
為を想って彼女の好きという心を奪い地上に返したと…
ああ、教えてあげたいな…
海神様に、光に… 誰かを好きになる気持ちは…
光に伝えたい…こんな風に私を思って泣いてくれる人を
好きになってよかったって…
辛い恋だろうが、なんだろうが、人を好きになるという
気持ちがない方がいいなんてことはないと美海は思う。
そもそも、それはかつて光が教えてくれた事。
光は美海を助け出す事に成功し、海神様は海に溶けた
おじょし様の本心を知る。
汐鹿生の人々覚醒!!
光パパキタ――(゚∀゚)――!!
光パパ、美海を見ても驚かない。っていうか冬眠していた
わりにあかりの子供の名前も知っていたり、どういう事だと
思ったら、冬眠中のパパに光が話しかけていた時の光の
言葉が聞こえていたという。

そんなパパでも紡がエナゲットした事は知らんだろう…
紡を見て驚くかな?と思ったけど、そういうシーンはなし。
紡、すぐそばにいたのに…w
「誰だあれ?」とか心の中で思ってたかな?
凪いだ海が動き出し、汐鹿生の人々が地上に光達と共に現れた。

ゾロゾロ…
ちさきは戻ってきた紡に抱きついて、両親とも再会!
要は出迎えたさゆに優しく微笑む。

何気にさゆちゃんが大勝利w
まなかも光と…と思ったら、まなかが真っ先に
向かったのは美海の所だった。

ここ、悟りを開いた者同士って感じでよかったな。
もし、ここでまなかと光が抱きついたら、美海ちゃんが
ちょっと可哀相だしね。
海の氷もほとんど消え、光、要、まなかは汐鹿生の実家に戻り、前の
ようにそこから学校へ。驚いた事に、あかりの子供の晃もエナを
ゲットしており、晃が汐鹿生に単独で来てたりw

紡の祖父は元々海の人、晃はハーフ、二人ともエナを
ゲットできるポテンシャルを持ってるからエナをゲット
できたと思うけど、元々はみんな海の人だったという設定だから
そう思うと、地上の普通の人々もエナをゲットできるという事?
紡の船に拾ってもらって、紡と一緒にいるまなかの姿を見て
光は思う。
まなかと紡が出会った時、運命の出会いだと思った。
だけと…運命なんか何一つない。全ては自分達で変えていける。

ターミネーター2の台詞思い出すなw
The future's not set. There's no fate but what we make for ourselves.
凪のあすからは光の成長記録でもあった。
一方、失恋という形で初恋を終えた美海だが、そこには
清々しい気持ちが残っていた。その初恋で流した涙は優しい海に
溶けていき、彼女を大きく成長させた。前から美海の事を好きな
同級生君も美海の事を見て「綺麗になった」とか言っていたし。
月並みな言い方だけど、恋は女子を綺麗にするという所でしょうか。
ちさきは、なんと海には戻らず、引き続き紡の家で暮らす事に!
お爺ちゃんは海に帰ってもいいんだぞ~的な事を言ってるけど、
内心はきっとちさきが残って嬉しいはず。だって、紡の嫁だしw
お爺ちゃんの体に優しい料理を母から教えてもらうと言うちさきの
言葉に、お爺ちゃん嬉しそうだった^^

紡は大学に戻り、月末とかにまた帰ってくるらしい。

地上の終わりはいつかくるのかも知れないが、それすらも
人の想いによって変える事ができるだろうという明るい未来を
示す終わり方。かつて敵対していた地上の者と海の者はたがいに協力
して生活している様子。一緒に漁してたりしてた!
うろこ様は海を見て呟く…
ほう…ぬくみ雪が止みましたな
凪のあすからの最終話はこんな感じでした。
2クールにわたって、海の人と地上の人の心の模様を描いてきて
ただ単に誰が誰を好きとかそういうものだけでなく、人を好きになる
心はどんな事があっても大切だという事をじっくり描いてきたんだなと
感じさせる作品、その中でそれぞれのキャラクターが成長していき
最後には、本当に清々しく、未来は彼らの手の中にあると、この星の
行く末に明るい見通しまで立ったなと思いました。
そしてヒロインはやはり、美海ちゃんだったなと!
あ、そういえばおじょし様の声、早見沙織でしたねえ。
早見沙織もPA御用達声優、次回のPA作品で会いましょう^^

グラスリップは7月から!
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