少女終末旅行 第8話「記憶」「螺旋」「月光」 [アニメ]
この旅、最大の危機が到来!?
「記憶」
これまた不思議な場所。壁みたいな黒い板が無数に立ち並び、その壁一面には引き出しが。なんかこれ、死体安置所みたいな雰囲気じゃね・・・ 引き出しのほとんどはぴったり閉じられていて開けられず、開いても中が空っぽの場合が多い。見つけたのは空の薬莢、布切れ、服のボタン・・あとラジオ!?
暫く行くとあの謎の石像が!!
「久しぶりだなぁ・・・」
「好きだなあ」
「だって形がいいし
なんか和むし~」
形がいい?w ユーは謎の石像の写真を撮る。
「でもカメラっていいよね。
撮っておくと忘れないし」
「カナザワに感謝だな」
「カナザワって誰だっけ」
「オイっ そのカメラをくれた人だよ」
「ああ~・・思い出した
カメラなかったら忘れてたよ
ありがとう、カメラ」
えええ・・つい最近あった人じゃん、2人しか会ってない中の1人よ? けっこう印象深い人だったのに、ユーはほぼ忘れてたとは・・・・。なんかもうユーの中ではカナザワが死んだ人みたいな扱いになってる。
「でも生きてても死んでても
もう会うことはなさそうだよね」
だな・・カナザワもイシイも・・・特にイシイなんか体一つで下層まで行っちゃってるだろうからなあ・・・食料とかにありつけていればいいが。 と、ここで、どの引き出しにも名前が書いてある事を発見。
「じゃあここに入ってるものは
その人達が忘れてったの?」
「忘れていったというか・・・
忘れられないように入れてあるんだよ
ここは墓なんだ」
「はか・・・」
やっぱりそうか。遺品が入っているという事か。だから、例の石像も建ってた。あの石像宗教絡みだもんね。チトやユーたちみたいに通りかかる人もいなくなって、世界に誰もいなくなったら、誰が覚えているんだろう?という疑問が。
「それはほら、こいつがいるじゃん」
「その為の石像か・・!」
2人は引き出しから回収したものを元に戻しましたとさ・・・あの石像の目、いつか動きそうな気がしてならない。まあ動かないけどさw 雪が降ってきた時の音楽が荘厳だったな。
「螺旋」
螺旋になっていて上に続く道を進む2人。上層へ向かう塔の中みたいなのが螺旋になっている。古くなった支柱の一部が上から落下してきたりでけっこう危ない道じゃないか。塔の外についてる昇降機が壊れていたのでこの道を進むしかない。
「ぐるぐるぐるぐる
果たして登っているのか・・
それとも降りているのか・・」
「いや登ってるだろ」
上に向かっているので、高所恐怖症のチトが不安になってきている。
「死ぬのが怖くて生きられるかよ!」
「迷言だなあ・・・」
こういう時のユーはなんだかカッコイイw
あまりに長い螺旋の道に頭がぐるぐるしてきたチト。
うーん、らせんがぐるぐる頭もぐるぐる~
しっかりしてぇ
えっ 道が・・ない・・!と思ったら外に迂回路が。人が通るには問題なさそうだが果たして重いケッテンクラートは通れるだろうか? だが行くしかない。すると、迂回路が壊れ始める。ギャーww 怖っっ!!
「ちーちゃん!!」
「んんんんんん・・・!」
「アクセルを踏み続けて!!」
わあああっ 鳥肌なんですけど。ギリギリで迂回路を渡りきった2人。渡りきった瞬間に迂回路が落下していったよ。いやー、ヤバかったですね。今までで一番ヤバかったのでは? 中の道に戻ると、さっきまで嫌々進んでいた螺旋の道が愛おしく感じられた。そんな事を言っているうちに上層への入口に到達し、またいつもの平坦な道に戻る。
「寝て起きて食べて移動してまた寝て
考えたらこれも毎日ぐるぐるだな」
「( ゚д゚)ハッ!生きるとはつまり螺旋のことだったんだよ!」
「ぐるぐるまわって一体どこにたどり着くんだか」
なんかまた悟りの境地に達した感あるw
暗い道を進む2人・・また迷いそう
「月光」
月が見える夜はなんかテンションがあがる。って、ここ、月とか見えるんだ? 建物の中を何かないかと散策していると、中身が入っているみっつのボトルを発見。コップに注ぐと・・
「すごい金色の水だ・・」
「なんかきらきらしてるね」
ビールか?
ガラスの入れ物に注ぐともっと綺麗。
「うおー!凄い! まるで
月光が溶け込んでるみたい」
飲んでみると苦いような甘いような・・シュワシュワして変な感じだが美味い。って、やっぱりビールじゃね・・君達何歳?少女っていうくらいだから未成年でしょ?飲んでいいのか? 世界の終末だもの法律とかない世界だもの、飲んでいいんです。
「よし!もう1本開けよう!」
そして・・すっかり酔った2人。2人は月光の中、くるくると手をとりあって鼻歌と共に踊った。2人の鼻歌が今回のエンディング曲!!
「ねぇ ユー」
「何?」
「いつかずーっと高くまで
登ってさ・・・
月に行こうよ」
「いいね~月か~
どんな所だろう」
2人が酔ってる姿、チトは今まで見たことないような表情見せたなあ・・・翌日、チトは二日酔いで頭が痛かったが、ユーは全然平気でしたとさ・・
おまけアニメ
少女週末授業、今回の先生は・・ラジオ!? ラジオ体操をしようとしたが、ラジオから音は出ない。それでも、ラジオ体操をしたいユーはチトにビールを飲ませてラジオ体操をしましたw
少女終末旅行 第1話「星空」「戦争」
少女終末旅行 第2話「風呂」「日記」「洗濯」
少女終末旅行 第3話「遭遇」「都市」「街灯」
少女終末旅行 第4話「写真」「寺院」
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