戦う司書 The Book of Bantorra 第27話 世界の力 レビュー キャプ 最終話 [アニメ]
滅びの意思、ニーニウを止める為に、ルルタの仮想臓腑の中では
ハミュッツの真の力によって、次々と死んでいった武装司書達が
呼び寄せられる。ノロティ、ビザク、フィーキー、そしてヴォルケン!
彼等は世界を滅ぼそうとするニーニウが放った終章の獣達と最後の
戦いを繰り広げる。ニーニウを止める為、コリオ・トニスから
託されたナイフに、世界の人々の祈りをこめる為に、チャコリーは
自分の魔法権利・心魂共有能力のすべてをミレポックに譲渡する。
後は続きからどうぞ
心魂共有能力を譲渡されたミレポックの髪の色はチャコリーのように
紫に染まり、ミレポックは世界中から人々の祈りを集め始める。
ミレポックの能力によって世界の人々は眠りから覚め、各々が世界の
為に祈り始める。ニーニウの滅びの意思は仮想臓腑だけでなく、現実の
世界にも及んでおり、終章の獣達はミレポックを止めようと攻撃を
してくるが、マットアラストの指示の元、武装司書達がミレポックを
守る為に終章の獣達をくい止める。エンリケはニーニウが放った
攻撃を退ける。
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その頃、仮想臓腑内での戦いも激化し、終章の獣達は止めどなく
わき出てきていた。しかし、そこへ、若返った姿のイレイアやモッカニア
まで駆けつけ、みんなで力を合わせてニーニウに対抗する。
ついに世界の力がこもったナイフは完成し、ルルタはナイフを持ち
ニーニウの場所まで上り詰めようとするが、途中厚いシールド?のような
ものに守られ先に進めなくなる。ハミュッツはルルタの為に、その
シールドを投石によって打ち砕き、ついにルルタはニーニウに
世界の人々の祈りを届ける事に成功し、ニーニウは滅びの意思から
解放され、再びルルタの為に歌い始める。
戦いを終えたハミュッツはヴォルケンの腕の中で仲間の事を想いながら
幸せな最期を迎え、続いて、仮想臓腑内の武装司書達も次々と消えていく。
現実の世界でも、ハミュッツやルルタの体が消え、マットアラストは
ハミュッツの事を想う。
その後・・・バントーラ図書館は閉館し、武装司書は解散、
マットアラストには唯一の死刑判決が下り、10年が経ち残ったミレポックは
今でも、掘り起こされる本の管理の仕事についていた。
ルルタの本・・でかっ!!w
そんなミレポックの元を訪れたのは脱走したマットアラスト。
マットアラストは今まで自分が破壊してきた本の代わりに、その本の
持ち主の事を覚えている1人でも多くの人々から生前のその人の
思い出を聞き、自分の中に刻みつけ、いつか自分が本になり、ここに
戻ってくると言い残し、その場を去る。
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いやーテンション、超上がりましたね。こんなに盛り上がった最終回も
ないんではないでしょうか?っていうくらいの素晴らしさ。一時とはいえ
いままで死んでいった武装司書が全員戻ってきた時の感動ったら・・
しかもーヴォルケンが、超頼もしかった。あと、イレイアさんが
若返って、しかも田村ゆかりんが声って!! 若返ったイレイアさんの
声聞いた時、ゾクゾクしちゃいましたw それに続いて、モッカニアさんも
復活だし、なんという盛り沢山、豪華な最終回なんだろうとホント
思いました。
ヴォルケンやノロティが、ミレポックやエンリケに想いをはせるシーンでは
ちょっとホロっときました。まさか、戦う司書でホロリとするとはねえ・・。
最後に出てきたルルタの本のでかさだけはちょっと笑ってしまいましたが
死刑になったかと思われたマットアラストが最後にミレポックの前に
現れた時は、幽霊かと思ったんですけど、ホントに生きててよかった。
10年経ったという歳月がちょっと顔に刻まれてましたね、マットアラスト。
でも、かっこよかった・・・。
これだけ登場人物が多いのに、キャラ1人1人が思い出に残るというのは
非常にいい事かと思います。それに、どのキャラもけっこう思い入れが
あったりするし・・総評としては、面白かった この一言につきます
前回までのレビューは以下からどうぞ
第1話 爆弾と本と沈み行く船
第2話 爆弾と姫君と灰色の街
第3話 爆弾と人間と死の神の病
第4話 夕方とシロンとコリオ
第5話 裏切りと杯と迷いの小道
第6話 雷と怪物と殴る少女
第7話 笑顔と仮面と死にたがりの男
第8話 沼と仲間と浜辺の貝殻
第9話 真人と戦場と私の世界
第10話 変人と母親と黒蟻の巣
第11話 弱者と迷宮と女王の指し手
第12話 過去と理不尽とパイプの煙
第13話 休暇と絵本と赤錆の髪
第14話 落日と語りべと幾つかの寓話(総集編)
第15話 少女と少女と神の寝床
第16話 禁書と腑抜けと聖浄眼
第17話 帰還と出会いと燃えあがる緑
第18話 プロペラと追想と鉛の人間
第19話 阿呆と虚空と踊る人形
第20話 弔鐘と本と死にたがりの少年
第21話 憎しみと蒼と荒縄の姫君
第22話 空と結末と彼女の世界
第23話 脱獄と道具と砂漠の菫
第24話 真実と恋と第二封印書庫
第25話 静寂と惰眠と絶望の物語
第26話 贖罪と惑と本の中の本
漫画・アニメアンテナ
最終回だけ見ましたが,すごく盛り上がりましたね。
最後の団結!と言う展開がすごくよかったです。
これは,1話から改めてしっかり見ないと行けないなぁ,と思った次第です。
ついでに,原作も読まないと。
by takao (2010-04-04 14:49)
takao様
>>すごく盛り上がりましたね
いや、ほんと、超盛り上がってました。
>>1話から改めてしっかり見ないと行けないなぁ
けっこう見応えのあるいいアニメだったと思うんですけど
地味なのか、あまり話題にならなかったのが残念。
>>原作も読まないと
原作を読まれたら、是非感想を聞きたい次第です。
私は、モッカニアの話の部分だけは読んだんですが、
面白かったです。やっぱり、アニメの方はかなり端折っているので
原作読んでなるほど・・と思った事沢山ありました。
by Gomarz (2010-04-08 10:40)