異国迷路のクロワーゼ 第03話 日本迷宮 "Labyrinthe du japon" レビュー

おっ湯音がアイロンかけてる～！
昔のアイロンって、重そうだなあ…
どういう仕組みで熱くなるのだろうか…？とちょっと思ったので
調べてみたら、当時のアイロンは炭火を利用して温めるものと
アイロンストーブというストーブの上で加熱してから使用するものが
あったらしい。湯音が使っているのは…　炭火かな？

といっても、湯音は日本でもアイロンに似たものを使っており
アイロンの扱いにはなれていた。部屋に入ってきたクロードは
「日本ってどんなところだ？」と聞いてくる。説明に湯音が
悩んでいると、オスカーが代わりに答える。

湯音が住んでいた長崎は、木と紙の迷宮のようだったなあ。

クロード「木と紙！？　なんだよ、それ…？？」

こ、これは、実際に見ていないクロードにとっては理解するのに
ハードルが高そうな感じがするぞ…ｗ

後は続きからどうぞ

　
　

オスカーから日本家屋の説明を受けるクロード。

日本の窓、ドア、照明は紙、あとはだいたい木で出来ている。
長崎には同じような低い木の家が沢山ならんでいて、オスカーが
長崎に行った時は、さながら自分が巨人のようになって小人の
国に迷い込んだような感じがしたそうだ。家具はままごと道具の
ように小さくて、床には見事に編み込まれた干し草の絨毯…
夜はその上で寝るんだ。

こういう意味だが…


クロードの想像では…

こうなった　これはこれで可愛いけど…ｗ

クロード「お前、苦労していたんだな…」

それを聞いたオスカーは、湯音の家はとても立派な家で
大きな窓から日本庭園が見え、まるで山河のミニチュアのようだった。
と語る。それを聞いたクロードの想像は…

またしてもこんなものに…

カオスｗｗ

その後も、日本の家には井戸が一家に一つあるとか、相撲の話を
聞いて、ますます日本がわからなくなっていくクロード。
いや、ほんと、実際に見ないと、説明は難しいかもねえ。この時代の
日本とフランスじゃ、また特にまったく違うからねえ…。

実は、クロードが日本の事を突然聞いてきたのは、今作っている
看板のデザインのヒントを探しているからだった。いくら
デザイン画をおこしてみても、なかなか納得のいくデザインが
思いつかない。今、クロードがやっている仕事は、気に入ったら
買ってもらえるという仕事らしく、今まではそんな仕事は絶対
受けなかったのに…と、オスカーは店の経営がだいぶ傾いている
事を感じ取る。湯音から見せてもらった、日本のテーブルセット？を
見て、小さいと驚くクロード。オスカーは、もし店が潰れたら
日本にでも行ってみたらどうだ？とクロードに言うが、クロードは
店は絶対潰させないと言う。　ほんと、店、潰れて欲しくないよねえ…。

その頃…
ブランシュ家では、アリスが、姉のカミーユから、着物をプレゼント
されて大喜び、その着物はもちろん、湯音のあの着物。あうう…
しかも、アリスが誕生日のプレゼントに父親から贈られるもの？は
ギャルリ・ド・ロアかも！？。えええ？？　ギャルリってアリスが
オーナーになるってこと！？　にしても、アリスも可愛いじゃないか！



クロードは湯音とお茶を飲みながら、奉公でなんてパリに来たのかを
聞く。パリは湯音の憧れで、オスカーに頼んで、連れてきてもらったと
いう湯音。それならなおさら、色々見て回りたいのでは？とクロードが
聞くと、今の所、まだ生活に慣れるのでいっぱいいっぱいで
それどころじゃないらしい…　うーん、小さい湯音が、一生懸命
生活に慣れようとがんばってると想像するだけで、キューンと来た！

オスカーは湯音にお土産を…！
フランスの焼菓子のババを湯音にくれたオスカー。
食べた湯音は、そのおいしさに感動。いやー、湯音が、
ぱああああっっって感動する顔が、可愛すぎるよぉ！
湯音はお菓子を包んでいた赤い紙を折って、鶴を作り、
「ババのお礼です」といってオスカーに…　かわえええええ！！

相変わらず、看板のデザインに悩むクロード。湯音が手紙を書いている
所にやってきて、日本の文字に興味を持つ。湯音の名前の漢字の
意味と書き方を教えてもらい、湯音には姉の汐音がいる事を知る。
日本人は自然の音を大切にする…音…　

湯音は姉に手紙を書いていたようだが、クロードが、こんな裏紙じゃ
日本には届かないぞ？ちゃんとした紙じゃないと…と湯音に言うと、
湯音は、ちゃんとした紙は高いからダメですと言う。
クロードは湯音の漢字が書いてある紙を借りて、再び工房へ。
お？　何かいいアイディア思いついたかな？


クロードはデザインを終えて、看板作りに入ったようだ！
どんなデザインにしたんだろうか？　店にはカン、カンと看板を
作っている音が響く。オスカーは…あれー、今日もナンパか！！
ご婦人に、鶴を作ってあげて、喜ばせてるよｗ　さっそくナンパに
活用するとは、オスカー、侮れん。


ついに看板が出来上がった！


おおっ、思いっきり漢字デザインだ。綺麗じゃないか～！
なんで音かというと、クロードは、楽器屋さんの看板を作っていたから。


湯音に店番をまかせ、さっそく、看板を届けに行くクロード。
ギャルリを歩いていると、閉店している店が目立つ。なんか、ちょっと
もうほとんど店が閉店しているように見えるんだけど…
大丈夫なんだろうか、ギャルリ…。


クロードが看板を持っていくと、店主が看板を気に入ってくれて
売れた！！　よかったね～～！　帰り道、オスカーと会ったので
看板を売れた事を言うと、オスカーも喜んでくれる。湯音が一人で
店番をしているので、早く帰ってやってくれとオスカーに言い、
クロードは、湯音の為に便せんを買いに。あら・・やさしい。

帰ってきたオスカーから、クロードが便せんを買ってくるから
という事を聞いた湯音、外は雨が降り出し、湯音は急いで傘を
取りに戻り、クロードを迎えにいく。湯音が出て行った後に
オスカーは「パリの雨はすぐ止むんだがなあ」とポツリ。

文具屋ではクロードがどんな紙を選んでいいのか迷っていた。
なんか、こういう所で、クロードが女の子の為に紙を買うのが
初めてだという事がわかるねえ、ちょっと困った感じだもの。
店員さんが話しかけてきたので、クロードは女の子が使う便せんが
欲しいと聞いてみる。すると、店員さんは、クロードに、綺麗な
ブルーの紙を勧めてくる…

パリの街を番傘をさして着物姿の小さな湯音がポクポク歩く
姿は目立つなあ…けっこう、みんなジロジロ見てるねえｗ
って、湯音、場所わかるのか？　あ、わかってるっぽい？　
ちょうど、クロードが店を出た所で、クロードは湯音に気付き
湯音の所へ。湯音は、クロードが便せんを買ってくれたのを
謝りながらも素直に感謝、すると、クロードは「礼を言うのは
俺のほうだ」と看板が売れたのは湯音のお陰だと言い、湯音に
感謝する。お互いに感謝する姿がいいのう…
あと、クロードの姿を見た時の湯音の顔が一気に明るくなるのが
可愛かった、やっぱり、街を一人で歩くのは不安だったんだなあと。

番傘から聞こえる雨の音、「日本人、音、楽しみます。傘を持つ、
雨の音、楽しみます」そう言ってニッコリ笑う湯音。
クロードも番傘に響く雨の音を「悪くない」と気に入ったようだ。

クロード「湯音、少し回り道するか？」

湯音「でも雨が…」

クロード「パリの雨はすぐ止む」



雨の中、傘を差して、湯音に街を見せて散歩。
川沿いに着くと、雨は止んでいた。
アルコル橋からノートルダム橋に向かっての景色を湯音に見せる
クロード。辺りは夕日に包まれ、光りが雲の間から差し込む
レンブラント効果的な光景。それはとっても美しく…クロードが
子供の頃から変わらない光景だという。

これを湯音に見せてやりたかった

鐘の音が響く街、日本にも鐘の音があるといって、ボーンボーンと
いう日本に低い鐘の音の事をクロードに話す湯音、それを聞いて
大笑いのクロード、あー、ほのぼのしてるなあ…　素敵だ…

パリの音…ですね

Ｃパート
ギャルリに日本人の少女が出没するとカミーユから聞いたアリス。
日本大好きのアリスはいてもたってもいられない、さっそく
執事を呼び、湯音をお茶に招待する手はずを…！
しかも、湯音を自分のものにする気満々だ！　
アリスもカワエエ・・

と、思っていたら、今度のねんどろいど（ぷち）は

アリスきたあああああ！！！
なんだなんだ、クロワーゼねんぷちセットでも出すのか？

今回はこんな感じでした。
クロードが想像した日本が面白すぎる。でも、ほんと、どうやっらた
うまく、日本の事、伝えられるんだろうね？　百聞は一見にしかずだから
オスカーの言うように、一回クロードが日本に来るといいんだろうけど。
湯音の里帰りと一緒にクロードが日本に来る！とかそういう話も
あったら、面白そうｗ　なんにせよ、お互いの文化を一生懸命
伝えあおうとする二人の姿が微笑ましくてジーンとくる。
雨の中、パリを散歩する姿もなんかほんとずっと見ていたいくらいに
ラブリーで、音楽もよかったなあ…。極めつけは、あのアルコル橋から
見た光景ですね～。「これを湯音に見せてやりたかった」という
クロードの言葉が優しくて、ほんといい青年だなあと。
そして、アリスとカミーユの登場！　アリスが可愛くてこれまた
いい感じ。しかも、日本好きとな？　でも、湯音をゲットしようと
する勢い凄そうだなｗ　いい友達になれるといいけど。

前回までのレビューは以下からどうぞ
第01話 入口 "Entrée"
第02話 チーズ "Fromage"

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