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夏目友人帳 参 第三話 偽りの友人 レビュー [アニメ]

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藤原家の滋さんの誕生日だという事で、帰りにケーキを買ってきて
くれないかと、塔子さんに頼まれる夏目。学校で、笹田純から、
おいしいケーキの店を聞き、放課後に北本と西村と一緒に行ってみる
のだが、店名が「かわいいの森」というだけあって、男だけで
入るにはかなりハードルが高い感じの店構えで、青ざめる夏目。
ダメだ…と帰ろうとする夏目を、止める北本と西村。塔子さん達に
おいしいケーキ食べさせてやるんだろーと北本に諭され、足を
止めると、知らない少年が夏目に話しかけてくる。

夏目! おまえ、夏目貴志だろ
やっと見つけた…

少年は、柴田と名乗り、夏目と同じ小学校だった事を明かす。
柴田は昔、夏目が孤立していた事を西村と北本の前で匂わし
夏目を連れ出す。柴田君の声、細谷佳正
夏目と二人きりになって、柴田は夏目に聞いてくる…

おまえさ、昔変な事言ってたよな
みんなには見えないものが見える… あれホント?

後は続きからどうぞ
 
 
柴田君、何が目的なんだ??
なんでそんな事を言ってくる??
夏目が、そんな事はないと、ウソをつくと、すぐにウソを
ついていると見破られてしまう。夏目は、自分が「随分ウソを
つくのがヘタになった…」と思う。まあ、それだけウソを
付かなくていい、幸せな状況だったからなんだろうけど…
そんな夏目のささやかな幸せを脅かそうとする柴田…何が
目的なんだろうか。

そうだっ お前、金持ってる?


エエエエっっ カツアゲ!?
かと思ったら、ただ、夏目分の電車の切符を買うためだった。
柴田は夏目を連れて、公園のような所へ行く。茂みに隠れ
誰かを待っている様子の柴田。

すると、一人の女子高生がやってくる。
柴田は、その女子高生が「人間なのか?」と聞いてくる。
ああ・・そうか、柴田君、好きな女の子が人間かどうか
わからなかったんだ?? そういう思いに至るまでは彼にも
色々あったんだろうが、夏目に「どう見ても普通」と彼女の
事を言われ、安心したように、彼女と一緒に少しの時間を過ごす。
彼女の名前は村崎…  

彼女が帰った後、柴田は夏目に礼を言ってくる。あれ、柴田君
案外イイ奴かも…? ここで、夏目はケーキを買い忘れている事に
気付く。なかなか、いい店が見つからず、困っていたが、柴田が
店を探すのを手伝ってくれて、なんとか美味しいケーキを買う事が
できた。藤原夫妻も喜んでくれた。

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部屋で夏目が疲れてゴロンとすると、ニャンコ先生は夏目から
妖のにおいがすると言う。ええ・・・夏目が今日、妖に会ったと
なれば、あの村崎が怪しいじゃないか。そして、その夜、夏目は
村崎が柴田を喰っている夢を見てしまう。

そんな悪夢で、夜中に飛び起きると…
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ニャンコ先生が横でセンベイ食べてた
夢の中でバリバリいってたのはニャンコ先生がセンベイ食べる音かw


翌日、気になった夏目は、ニャンコ先生と一緒に再び公園を
訪れる。昨日は気付かなかったが、気味の悪い公園… ニャンコ先生に
まっててもらって、森の奥に進むと、目の前に池のようなものが
ある場所にたどり着き、村崎が生魚をバリバリと食べていた。
やっぱり、妖…! 村崎は別に柴田じゃなくても、夏目を喰う…
みたいな事を言ってくる、えええっ柴田の事、そういう対象!?
と、ここでニャンコ先生登場、村崎の頭に噛みつき、村崎は逃げていく。
ニャンコ先生曰く、村崎はここら辺の花の妖で、人間をたぶらかして
食べようとしているという。

後日、夏目は柴田の学校まで柴田に会いにいき、村崎が人間じゃ
ない事を告げるが、柴田は逆ギレし、夏目を怒鳴りつける。

やっぱりお前は嘘つきなんだ!!

エエエ… そんな言い方…酷いよ、柴田君…
柴田自身は村崎が人間じゃないのではないかという漠然とした
不安があった。村崎の手はいつも冷たく、彼女自身も
自分が幽霊だったらどうするの?とか意味深な事を言ったり…
そんな中、夏目の事を思いだし、彼女が人間であるかを確かめる
為にこの前夏目に村崎を会わせたのだ。そして、夏目から彼女が
人間だという事を聞いて、やっと安心…かと思ったら、やっぱり
村崎は人間じゃない、と、今、夏目に言われ、逆ギレしてしまった
わけだ… その気持ち、わからないでもないけど、夏目の事を
嘘つき呼ばわりするのは八つ当たりのようなものだよねえ。

夏目は嘘つき呼ばわりされても、躓いてる場合じゃない、
今はやれる事を…と思い、柴田が村崎に喰われないように、
手を尽くす事に。柴田に会いに、柴田の学校へ行っても、
居留守のような事をされ、柴田に会うことはできない、それならば
村崎を見張る為に、と公園へ。

村崎は弱っていた…
ニャンコ先生が村崎を放っておいたのは、村崎はもう、そう長くは
ないから… 枯れている?やまふじの木の根元に横たわる
村崎を発見し、話を聞く。村崎は、最初は本当に柴田を食べようと
思っていたらしいが、何度も会ううちに、柴田と会っているのが
楽しくなり、食いつく暇がなかったと言う。そっか・・・村崎も
柴田の事を好きだったのか… 村崎は、夏目は柴田の友人だから
喰わないという。 実は前夜に柴田は村崎に会いに公園に来ていたが
村崎は人の姿をしているのも、難しく、手だけを茂みから出し
柴田と話した。その時点で、柴田は完全に紫が人間ではないと
感じ取っているはずだと紫は言う。

村崎は夏目に柴田への手紙を託す…

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公園で村崎の事をひたすらまっていた柴田の所へ夏目は手紙を
届ける。手紙をあけると、柴田は怒り出す。なぜなら、その手紙には
文字とよべるものは書いてなく、なにか落書き?のようなものが
描いてあったからだった。えええっっっ 妖怪文字!?
柴田は夏目が嫌がらせで、いたずらの手紙を持ってきたと思い
激怒するが、夏目は、「俺の事は信じなくてもいい、でも、この
手紙だけは持っていてやってくれ」と懇願する。すると、次ぎの
瞬間、手紙から何かを感じ取る柴田。そして、再び手紙を見た
柴田はそれが本当に村崎からの手紙で紫が自分に会いたがっている
という事がわかり、夏目に、村崎に会わせてくれと頼み、夏目は
柴田を村崎の元へ連れて行く。

村崎に再会した柴田。村崎は柴田に、いつものように連れて行ってと
言い、柴田はいつものように村崎の手を取り、走り出し・・・
走っている途中、村崎は笑いながら消えていった。

村崎が消えた後、草むらにうつぶせに倒れながら、柴田は夏目に
非礼を詫び、つきあってくれてありがとうと礼を言う。
少し落ち着いた後、柴田は、自分が泣いた事は誰にも話すなよと
照れながら夏目に言う。そんな柴田に、夏目はやさしい笑顔を
浮かべながら「ああ、いいよ」と答える。

小さい頃…本当は友達が欲しかった。
人であろうと妖であろうと…
それはこんなにも温かく俺の心に灯るんだ


今回はこんな感じでした。
最初、柴田の印象は、嫌な奴という感じでしたが、すぐに
彼がそんなにいやな奴ではないという事がわかり、その後は
柴田が夏目といい友達になれるのでは…?という思いに変わりました。
夏目も、最初は柴田の事を良く思ってなかったかもしれませんが
すぐに柴田に対して、友人の一人という感情を持ったんでしょうね。
途中、あんな酷い事を柴田に言われても、柴田を守ろうとする
夏目の姿はほんと切ないですなあ・・・。 
最後は、再び、柴田といい友人関係を持てそうな感じで終わって
ほんとよかった。ラストの夏目のモノローグが心にしみるね

ニャンコ先生、今回も、どこをとっても可愛すぎだったけど
ドライヤーで乾かした後、膨らんでいた姿が今回は一番
可愛かったかな?w

前回までのレビューは以下からどうぞ
第一話 妖しきものの名
第二話 浮春の郷



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