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うさぎドロップ 第3話 ダイキチの決めたこと レビュー [アニメ]

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テレビの健康番組で病気の話… そんなものを怖がって
テレビを消してくれと叫ぶりん。病気のテレビ、怖いよね…
特に、身近な人を亡くしたばかりのりんにとっては病気というのは
死という事にどうしても結びついて怖いんだろう。 
ダイキチはそんなりんをなだめるが・・・・

りんを緊急一時保育の場所に預けて会社へ向かう日々、このままでは
もたいない、そんな時、同じ会社に勤める後藤さんという女性と
話すダイキチ。後藤さんはダイキチより何年か先輩の人で以前は
営業でバリバリやっていたが、妊娠すると自ら降格を希望して
定時に帰るようになった人… ダイキチは、そんないろんな意味でも
先輩な後藤さんにちょっと相談してみる事にする。
後藤さん、小さくてもパワフルな女性という感じで、声は鹿野優以

後は続きからどうぞ

 
 

後藤さんに、りんを預かっている事を話し、おねしょの事を相談すると
おねしょに関して、子供には色々と気を付けなきゃいけない事も
あるらしい…たくさん汗をかく子供が秋冬はさすがに汗をあまり
かかないので自然とおしっこの回数が増えるとか… なるほど…
でも、りんのおねしょの理由はそこに起因してる感じではないけどね。
やっぱり母親って大事ですかね・・・とちょっと肩を落とすダイキチに
男が弱音吐くんじゃない、頑張れ!と励ます後藤さん。

それでも、やっぱり、りんの母親の事が気になってしまうダイキチ。
実家から母親がりんの事を心配して電話してきた。ダイキチはりんの
母親の手掛かりを探す為に週末、りんを連れて実家に帰る事にする。
あれ、なんか話の順番が… 原作じゃ、正月になった時に帰っていたよね。
実家に向かう途中、電車の中では楽しそうにはしゃいでいたりんだが
実家に到着すると、急に黙り込んで遠慮して静かなりん。
おまけにカズミも帰ってきて、余計にりんは縮こまってしまい
ダイキチの側から離れようとしない。ありゃりゃー まあ、葬式後の
あのピリピリした大人達を前にしたら、怖いよね…。
夜、りんが眠った後、ダイキチに「子供は大人が不機嫌だと
自分が怒られてると思うんだよ」と言われ、ダイキチ母は、子供
ってそういうものだったかもしれない…と言う。

実家だけど、りんちゃんおねしょしちゃうのか?とちょっと心配
したが、どうやらおねしょはしなかったっぽい。この話、原作だと
おねしょの件が一段落した後の話だから、そこら辺の整合性に
ちょっと欠けたかもしれんなあ…とちょっと思ったり。

翌日、ついに、ダイキチ母動く!
相変わらず、ダイキチにくっついて縮こまってるりんに、あやとりの
紐を作って持ってきてくれるダイキチ母。二人であやとりをやっている
うちに、徐々に心を開いていくりん、しかも、りんの年寄り基準が
だいぶずれてる為に、ダイキチ母の事を「おばあちゃんみたいな
としじゃないよ~」と言って、ダイキチ母歓喜w そのうち、ダイキチ父
ともあやとりをやってうち解けていって、お手玉なんかも一緒に
やったりと、りんが楽しそう。春子が麗奈をつれてやってきた
所で、ダイキチは、じいさんの家にりんの母親の手掛かりを調べに行く。

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じいさんの家で、箪笥の中や、色々と探すが、結局何も見つから
なかったが、箪笥の後ろに隠されていた?モデムを発見するダイキチ。
大事な手掛かりは全然見つからなかったが、モデムは気になるアイテム
だねえ、じいちゃん、パソコンなんて使わないもんね。
家に帰ると、りんはもっともっと、みんなと仲良くなっており、
カズミのお古なんかを着たりして楽しんでいた。なんか、カズミ、
ダイキチ母、りん、この三人で遊んでいる姿は微笑ましいね。
ダイキチはダイキチ父とダイニングで話すが、その時、ダイキチ母が
昔は仕事熱心な女性で、二人目のカズミを妊娠した時も仕事を続けたいと
言っていたのだが、そのとき無理がたたって、暫く入院してしまい
その後会社に復帰したら、居場所がすっかりなくなっていたそうな…
ダイキチ母はひどく落ち込んで、生まれてきたカズミも小さな赤ちゃん
だった為、ダイキチ母はカズミの為に会社を休んだり、早く
帰ったりしていたらしい。(←原作では、ダイキチ母は会社に復帰して
居場所がなくなってた時点で退職していた。)そして、何でも
かんでもカズミ優先に育てたら、カズミが傍若無人な仕上がりに
なってしまったとかw  色々あるんですねえ…

実家から帰る時、玄関で、りんはちょっと寂しそう。そして、
ダイキチの耳元で小さな声で「また来ていい?」と言う。

ダイキチがみんなにりんが「また来ていい?」と言ってると
言うと、ダイキチ母、ダイキチ父、カズミ、三人の顔がパアアアっと
緩む。あうう、目から汗がー これは汗だー!
ダイキチ母は「おばちゃん、待ってるから、いつでも来てちょうだいね」
とりんに言い、りんはハニカミながらふりかえって、手を振る。
よかったねえ、ほんとよかったねえ・・・

帰りの電車の中、りんに、じいさんがパソコン持っていたかを
聞くと、パソコンを使っていたのは、お手伝いのまさこさんだと
言うりん。まさこという名前は、りんの母親の名前なので、ギョっと
するダイキチ。動揺を隠しながら、まさこさんがどういう人だったか
をりんに聞くと、りんはまさこさんはりんの事を嫌っていて、
いつも怒っていたから、もう忘れちゃったの…と言う。

会社で、後藤さんと昼食中、ダイキチは、子供の事で自分が犠牲に
なってると思った事があるか?と後藤さんに聞いてみる。
最初は、ちょっと誤魔化し気味で答えた後藤さんだが、ダイキチの
真剣な目を見て、マジメに答える。後藤さんは、例えそう思う
事があったとしても、言葉の力は強烈だから言葉にしてしまうのは嫌だ
と言う。後藤さんの言っている事をダイキチは理解し、今後も
子供のことを色々教えて下さいと、後藤さんに言う。

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夜…ふと夜中に起きると、隣で寝てるはずのりんの姿がない。
あれっと思って、部屋の隅を見ると、着替えているりんがいた…
あううう… おねしょをしてしまって、コッソリと自分で着替える
りんの姿が… 切なすぎる。 りんが「汗だから!」と言う
姿が~(ノД`) ダイキチが「怖い夢でも見たのか?」と聞くと
りんは「死ぬってどういうふう? ダイキチ、私より先に死んじゃうの?」
と聞いてくる。

じいさんが死んだかなしさ
俺が死んだらどうしようって気持ち
自分の死への恐れ
ひとつひとつが整理できないままぐちゃぐちゃになってんだな…

ダイキチは、りんが分かり易いように、自分はりんがおばさんに
なるまでは絶対に死なないから任せとけ!と言ってりんを抱きしめる。
そして、おねしょの事を気にしなくていいと、りんを諭し…
翌日、会社の上司に残業のない課への異動を申し出る。
上司の人、いい人だよね、理解があるっていうか。でもダイキチを
したう部下の若い社員は納得出来ない様子。それでも、ダイキチは
納得してこの異動を申し出た。会社の方はダイキチが異動しても
いずれは落ち着くが、りんの事はそうはいかない。自分の考えは
間違っていないはずだと思うダイキチ。

ちゃんとした幼稚園も決まり、一緒に家を出るダイキチとりん

今、俺が「これは犠牲じゃない」って
言い切るのはウソくせーから
何年か後にそう思えたらいいなと思う

と思うダイキチであった


今回はこんな感じでした。
実家に帰った時に、りんがダイキチの両親や妹とうち解けていく姿が
ほんとよかった、あと、帰り際に「また来ていい?」とモジモジ
しながら言うりんの姿、それを聞いた、ダイキチの家族の表情、
あのシーンは胸が熱くなるねえ。 
りんがおねしょをしてしまい、夜中に、部屋の隅でこっそりと
着替えているシーンは、もう切ないっていうか、なんというか…
でも、あの後のダイキチの言葉が温かくて、あれでりんは安心
したよね。 

前回までのレビューは以下からどうぞ
第1話 りんどうの女の子
第2話 ゆび切りげんまん



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