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神様ドォルズ 第六話 空守村 レビュー [アニメ]

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空守村に到着…
家に帰ると、母は詩緒の事を抱き締める。そっか、よく
考えてみたら、詩緒はこの年で初めて一人で村の外に出て行った
んだよね?? まあ、ママンも心配だろう…。 詩緒は
母の膝枕で眠りながら、ここは静か…時間が止まってるみたい…と
思い、村に帰ってきたのを実感する。

お母さん… ただいま

ホッとする場面だが、匡平の方はさっそく、父親に、桐生の事を
問いただしていた。しかし、父は本当にわからないのだと言う。
母・日都美が詩緒を産んだ現場に居合わせたわけでなし、
日都美は難産のショックで出産時の記憶が飛んでいる。どうしても
知りたいのなら、出産に立ち会った祖父達に聞けと言ってきた。

後は続きからどうぞ
 
 

匡平は本当の事を知りたくないのか?と父親に聞くが、父は
「本当のことなど、どうせロクでもないことに決まってる」
と知りたがらない。 「ロクでもないこと」かあ…匡平の父が
こういう考えに至るまでには、きっと本当に色々とロクでも
ない真実があったんだろうねえ…
それでも匡平が食い下がると、父は「お前だって詩緒に全部
押しつけて逃げ出したんじゃないか」と言う。
それを言われたら、グーのねも出ない匡平は苛立っていたが
母は、杣木さんの所へ行けと、詩緒と匡平、日々乃を送り出す。

杣木さんの所…と聞いて、なんか行きたくなさそうな詩緒…
なんでかというと、案山子を修理してくれる噐師一家の靄子達に
怒られる…からではなく、靄子の妹である由良子が必要以上に
詩緒を可愛がりすぎるからだったw 

玖吼理を連れて工房に行くと、玖吼理の修理は2~3日
済むという。ふと見ると、桐生の武未禍槌も修理に出されていた。
武未禍槌は全体的にけっこうボロボロになってしまったので
修理にはけっこうかかるらしい。

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案山子のパーツは本当に木製のカラクリの仕掛けなのにどうして?
と日々乃が聞くと説明をしてくれる靄子。

すべては"カムノチ"の力
神の血と書いて"カムノチ" その液体は数種類の特殊な樹脂の
混合液。厳選された木材から掘り起こした部品をカムノチに
数日つけ込む。そして中の空気を完全に抜く。その後、さらに数日
陰干しして、溶剤を蒸発させる。カムノチは人の精神波に
感応する特質を持っており、木材に完全に浸透する事で、案山子の
血となり神経となる。隻はこのカムノチの力を媒介として案山子を
操るのだ。

人の精神に反応する特殊な樹脂とは?
この辺の山脈は地磁気の影響が複雑に絡み合った極めて特殊な
地域な為、植物群は独自と特質を持つようになった。その特質が
人の精神波に感応する力。そんな樹々から採れる樹脂はただの
木製の案山子を神様に変えてしまう魔法の薬なのだ。

靄子は家の裏山がその樹々の森になってると言って、日々乃を
案内してくれる事になった。匡平は一緒に行くのを断る。
靄子は「あんた阿幾に会ったの?」と阿幾の事を気にしている…

森に案内された日々乃。ここの森は特殊で、木々同士の枝や根が
触れあう事によって一つの世界になっており、精神波による
インターネットみたいなものが構築されているらしい。そして
人一倍ここの樹々と感応しやすい精神波を持った者が隻と
して選ばれるのだ。森の肥大化した精神波のフィールドは隻の
能力を持たない者の精神波も拾い上げる、なので、コツを
掴めば、靄子や日々乃でも人の考えてる事がわかったりするという。

匡平が森に来たがらなかった理由はそこにあった。靄子は日々乃の
心の中を読み、「まんざらでもないんだね」と言う。
照れて慌てる日々乃を見て、靄子は日々乃が気に入ったようだった。
森から帰ろうとした時、日々乃は突然、靄子の心の中?を垣間見る…
その光景はまだちょっと幼い阿幾が犬を連れて草原に立っている
ような光景… 日々乃はその光景が美しくて、哀しかったので
泣き出してしまう…。

詩緒は祖父であるお館様に面会中だった。お館様は桐生の事を
詩緒の説明する。説明といっても、桐生は詩緒の正真正銘の
双子の弟で、生まれてすぐ日向家にもらわれていき、そこで
秘密裏に育てられた… という事だけだった。
もっと教えてくれよ~おじいちゃま~ でも、日向のお館様より
枸雅のお館様の方がいい人だよな。

桐生は勾司朗の所で預かる事になって、家に到着。桐生の体には
無数に傷が… 可哀相に…。勾司朗と勾司朗の奥さんは桐生に
優しくしてくれる。勾司朗は、ぶっきらぼうだけど優しいね…。

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そして二日が過ぎ…
玖吼理の修理も終了も最後の仕上げの段階を迎え
靄子と靄子の祖父、詩緒、匡平、日々乃で、玖吼理を動かしに
来ていた。その帰り、玖吼理に三人で乗って飛んで帰ろうと
するが、飛んでいる途中、桐生の事を思ってしまった詩緒は
集中力を欠き、玖吼理のバランスを崩してしまい、みんなが
落下しそうになってしまう。って、そんな理由でバランス
崩してどうすんのよ? 原作じゃ、紫音の迦喪建角にびっくり
してバランスを崩す感じだったと思うが、なんで変えたんだろう?
三人は日々乃さんの服が脱げそうになりながらもなんとか着地…。

家に帰った後、日々乃さんは史場家の墓参りに匡平と向かう。
その帰り、雨に降られ、雨宿りをしている最中、日々乃さんは
先生と、阿幾、匡平の間に何があったのかを聞いてくる…

匡平は過去を語り出し…


今回はこんな感じでした。
案山子の仕組みなんかがよくわかる話でしたが、なんか不思議
パワーなんですよね。あの森の中だと人の考えてる事が
わかるという… で、日々乃が垣間見たあの靄子の記憶?
阿幾の姿でしたが、靄子は阿幾の事を好きだったのでしょうか。
そおいえば、日々乃さん、匡平の事、まんざらじゃないということで
よかったねえ、匡平。
勾司朗がああ見えて、優しい男でいいですよね。桐生も
あんな温かい感じとか、初めてなんじゃないかなあ…。彼の
気持ちも少し和らいでくれればいいけど。
靄子達、噐師は中立の立場と言ってますけど、なんとなく
枸雅側…のように見えますね。なんか日向の方、何考えてるか
わからなくて怖いよねえ。お館様も日向の方怖いし。

次回は阿幾と先生、そして匡平の話ですね。

前回までのレビューは以下からどうぞ
第一話 妖しきものの名
第二話 神様の特訓
第三話 攻め来たるは…
第四話 ヘルマ
第五話 故郷へ…


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コメント 1

NO NAME

詩緒がバランス崩したのは悲しいことに?あの人物がアニメに出られない模様なので・・・

脚本家いわく、ラストの位置が変わってるそうなので(もっとも完結してませんが)
そのあたりで後の構成や展開のタイミングが変わってくるかもしれませんね。
by NO NAME (2011-08-18 07:41) 

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