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NO.6 #07 真実の嘘・虚構の真実 レビュー [アニメ]

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イヌカシの所の仕事にもだいぶ慣れてきた紫苑。イヌカシが仕事に
慣れてきたようだな!と言うと、紫苑はニッコリ笑って「褒めて
くれてありがとう」と言う。照れるイヌカシ… イヌカシもツンデレかw
子犬がカワエエエ! イヌカシも紫苑の天然にはつい気を許しちゃうと
いった感じかな。なんにせよ、二人の関係が良好でよかった。
紫苑は午後から力河と約束があるらしい。
イヌカシが部屋に戻ると、ネズミが待っていた。ネズミは仕事を
頼みたいと言って金貨を渡すが、関係が悪化しているネズミの仕事を
断ってくるイヌカシ。ネズミは、それなら、もうイヌカシと絶縁し
何があっても、どんな苦しい状況でイヌカシが死にそうになっても
歌を歌いには来ないと言ってイヌカシの痛いところをつく。
イヌカシに、とってネズミの歌とはそこまで大切なものなのか…
結局、イヌカシはネズミの依頼内容を聞くが、それは、矯正施設の情報
ゲットしてくれというものだった。 

後は続きからどうぞ



やっぱり、ネズミは紫苑に黙って矯正施設に事を調べようとしてるのかあ…。
ネズミは矯正施設に図面を取り出し、そこに最新の内部情報を
書き足して欲しいと頼んでくる。特に、管理警報システムの情報が
欲しいというネズミ。聞き出すには金が要るというイヌカシに、
金貨2枚、そして、大量の銅貨を渡すネズミ。
「今はこれだけしかない。協力してくれ。頼む」
払えるだけのお金を用意するとか、ネズミ、紫苑の為に本気だな。
ネズミは、この先、イヌカシに耐えられない苦痛が襲った時、必ず
駆けつけると堅い約束をする。
「どこにいても、必ずお前の魂に歌を届けてやる。約束する」
イヌカシはネズミの依頼を受けるが、この事に紫苑は関係ないよな?と
言ってくる。ネズミは紫苑は関係ない、と明らかに、紫苑を巻き込み
たくないという素振りを見せ、イヌカシはネズミが紫苑に対して
情が湧き、彼を大切に思っている事を知る。

火藍は沙布の情報を集めようと、支庁に行き、沙布の事を窓口で
問い合わせるが、沙布の一切の記録は残っていなかった
帰りに、市庁舎近くの公園で放心していると、お婆さんが隣に
座っていい?と火藍に話しかけてくる。うわわっ怪しい婆さん来たっ
婆さんは、NO.6がどれだけ理想郷なのかを火藍に話し、なんか
言葉巧みに、火藍から言葉を誘導しようとしている…? 火藍は
婆さんの理想郷発言に、「NO.6は本当に理想郷なんでしょうか?」
という疑問の言葉を言いそうになるが、そこに楊眠がやってきて
火藍をその場から適当に理由をつけて連れ出す。

火藍を連れ出した後、楊眠は火藍を車に乗せながら、「危なかった」
と言う。あの婆さんは当局の者だった可能性を示唆する楊眠。
もし、あの場で、婆さんにNO.6に対して疑問を持っているような事を
言ったら、火藍は矯正施設送りになっていたかもしれない…ひえええ
楊眠は詳しい事は火藍の店で話すと言って、車を走らせる。
火藍、楊眠に助けてもらえてよかったよ… いくら知らないとはいえ
火藍はちょっと脇が甘いような気がするんだよね。息子の紫苑は当局
に追われ西ブロックへ逃亡、目の前で沙布が当局に連行されていくのを
見ておきながら、行動が甘い…。いくら沙布の情報が欲しいからって
市庁舎で彼女の事を聞いてしまったのも軽率だよなあ…。
火藍なんて、紫苑の母親という事だけで、ただでさえ当局に睨まれ
ているのに、っていうか、あんな強引な当局が火藍を放置しているのが
不思議だよなあ。紫苑の母親っていう理由だけで、連行とかされても
おかしくないと思うんだけど。

紫苑は力河と会っていた。血清を作るための道具をなかなか揃えられなくて
謝ってくる力河に、紫苑が優しい言葉をかけると力河は紫苑の優しさに
感動して大泣きw 紫苑って、ほんと、周囲の人々を和ませるなあ。
みんな紫苑が大好きになるよね。力河は紫苑に服を買ってやると
行きつけの洋服屋へ行くが、そこで紫苑にコート?かなんかをみつくろって
いる時に、崩れた洋服の山から、見覚えのあるコートが!
それは沙布が着ていたコートだった。すぐに紫苑はコートを何処で手に
入れたのか店主に尋ねる。

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ここはどこ…?

沙布が目を開けるような描写が… えええ…… どこかの施設の中の
培養液の中のような所に入れられている? 視点が逆さま、顔の
アップしか映らなかったので、彼女が今、どういう状態なのかは
わからないが、液体の入った何かの中に入っているのは間違いない。

凄い。すべての数値を満たしている。理想的なサンプルだ。
これで他のサンプルも不要になる。いちいちエラーで煩わされる
事もなくなるわけだ。我々は金の卵を手に入れたのさ

施設の研究員のような者がそう言って、沙布の方を振り返る。
うわわわわ・・・ちょっと、沙布どうなっちゃったの。
何のサンプルなのよ・・・。


夜、ネズミが歩いていると、イヌカシが緊急事態を報告してくる。
紫苑が、あのコートをイヌカシの所に持ってきて、問いただしてきた
そうだ。沙布が矯正施設に居る事を紫苑が知ってしまった…
イヌカシは、ネズミが止めなければ紫苑は一人で矯正施設に行って
しまうと言ってくる。紫苑は、ネズミがこの事を知っているという
事を知らないので、ネズミを巻き込まないで一人で行くつもりだと
イヌカシは言う。それは、ネズミが紫苑に対してやっていた事と
同じ事… お互いに巻き込みたくないと思っているのか…。
そこらへんをイヌカシに言われるネズミ。イヌカシはネズミに
向かって叫ぶ。

失いたくないほど大切な相手なら最後までちゃんと守れ!!


ネズミは帰り道、自分が何をしているのかを自分に問いただす。
大金を払って矯正施設を調べようとした自分、紫苑のことを捨てるべきか…。

家に帰ると、紫苑がご馳走を用意して待っていた。
紫苑はイヌカシの所で働いたお金が入ってきたからとか言ってるけど
なんか、最後の晩餐のつもりじゃないの…これって…。
そんな紫苑の様子を見て、微笑むネズミ。食事中、紫苑が目指す第3の
道が成し遂げられれば壁がなくなってとか言いながら、何気に沙布の名前を
出してみるネズミだが、紫苑は何も言おうとしない、というか、平静を
装っているという感じ。食事が終わった後、ネズミは今度会ったら
沙布とセックスするのか?とか紫苑に聞くが、紫苑は向こうがもう
見放しているかもしれないと答える。ネズミは沙布の話題を出して
紫苑がどう出るかを見極めている感じなのかね? 
紫苑はネズミに出逢ったから、自分にも色々な感情がある事がわかった、
わかった事が誇らしい、と言う。

君に出逢えてよかった

そう言って立ち上がった紫苑はネズミに…
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キスを!
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ネズミ「感謝のキスじゃないよな?」
紫苑「オヤスミのキスだ」

オヤスミのキスって、今まで、そんな事したことないのにw 
紫苑はウソがヘタ過ぎる。思いっきり別れのキスじゃないか。
もちろん、ネズミも紫苑のキスを「別れのキス」だと感じていた。
紫苑が部屋の外に行った後、ネズミは思う。
 
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「オヤスミのキスか…嘘つきだな…アンタも…」

部屋から外にでた紫苑がドアの外で固まっていたのがまたなんとも切ない。


早朝… 
イヌカシの所へ行くと言って家を後にする紫苑。しかし、行く先は
イヌカシの所とは違う方向。すると、鼠が紫苑の肩に登ってくる。
続いてネズミが現れると、紫苑は、これからは自由に生きていくから
構わないでくれとか、また変な演技をw ネズミは紫苑の顔面を殴りつける。
何をするんだと言う紫苑、ネズミは「これは罰だからな。俺を軽んじた。
ウソをつくって事は軽んじるって事だ。何がオヤスミのキスだ。
バカにするにも程がある!!」と怒鳴る。そして、火藍からのあの
メッセージを紫苑に見せ、今、イヌカシに頼んで情報を集めてもらっている
事、潜入するには準備が要る事を告げるが、紫苑はネズミを殴りつけ
「罰だ。ボクに隠し事をして、このメモの事を言わなかった」と言う。

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紫苑はネズミが、紫苑の事を見下していると言うが、ネズミはそれを
否定する。4年前、紫苑に助けてもらった事はネズミにとって大きな
事だった。誰の助けもなく、のたれ死にそうになり、諦めかけていた
あの時、紫苑が窓を開け、嵐の中で叫んでいた姿を見たネズミ。

「あの無防備に開け放たれた窓は、俺にとって奇跡だった」

人は確かに人に救われる事がある
それをあんたが教えてくれた
あんただけが教えてくれた
忘れる事も、捨て去る事もできなかった
だから… 今の俺があるんだ


ネズミの本当の気持ちを知った紫苑。
ネズミは手紙の事は反省し、二度とこんな事はしないと紫苑に誓う。

ネズミ「だからもう俺にお別れのキスなんかするな。ウソもつくな」
紫苑「うん。誓う」

二人がお互いに誓いあった後、二人の後ろで朝日が昇ってくるんだけど
なんか、二人の関係が新しくなった事の象徴のようなシーンだったな。
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これからはお互いに隠し事なんかない、ネズミも素の自分を紫苑の
前で晒す事ができるようになった…そんな感じかな

「とうとう君も巻き込んだ」と言う紫苑に、「あんたのせいじゃない
元気を出せ。なんとかなる、いやしてみせる」と言うネズミ。
ちょっと前のネズミなら、こんな言葉出てこなかったよね。ほんと
紫苑がネズミを変えたんだなあ。

ネズミは、見せたいものがある、ついてこい と紫苑に言う
二人が向かう先は…


今回はこんな感じでした。
沙布があああああ!!沙布が、どうなってしまっているのか
非常に気になります。ほんと、なんかの液体の中に入っているのは
間違いない… 体とかちゃんとあるのか…? 何、サンプルって…
何のサンプル…? 沙布を何に利用しようとしているのか…
NO.6はホントに何をやろうとしているのか、恐ろしいですね。
火藍に話しかけてきた、あの老婆も怖かったなあ… 明らかに
当局の工作員っぽかったですよね。あそこで楊眠来なかったら
大変な事になっていたっぽい…。あの老婆、火藍が居なくなった後
無表情でその場を去る姿とか、超工作員っぽかった。
紫苑とネズミのお互いの理解度が、かなり深まったのはよかった
ですね。これで、ネズミも素直になれる…。 それにしても、紫苑
一人で矯正施設にいくつもりだったんだろうけど、ノープランで
行ってどうするつもりだったのかね…
ネズミが紫苑に見せたいものとは何なのか、気になりますね

前回までのレビューは以下からどうぞ
#01 びしょぬれネズミ
#02 光をまとう街
#03 生と死と
#04 魔と聖
#05 冥府の天使
#06 密やかな危機


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