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人類は衰退しました episode.04 妖精さんたちの、さぶかる レビュー [アニメ]

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Y「なんだい、あれ…」
私「オノマトペでしょう、見ての通り」

同類誌のコマの中に入ってしまった私とY。
人類の技術ではありません。

扉があったので開けてみると中は真っ暗。
妖精さーん!!と声をかけてみるが返事はない
いつもなら「ハーイ!」と出てくるのに…

ま、こういう事もありますか…と私は次ぎの部屋へ
移動する。すると、そこには助手さんが!

ちょっっ 助手さんも既に同類誌の中に居たよw
助手さん、同類誌を手にとって、中を開いたのか…。


後は続きからどうぞ

 


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Oh...助手さん...


漫画のコマという牢獄に閉じ込められる事になった私達。

この世界のルール…
コマごとにドラマチックな出来事を引き起こせば先に進める。
条件をクリアすると場面に合ったオノマトペが出現し
ドアが開く…

とにかく、漫画として、どんな展開にしたらいいかと
考えたが、地味なものしか作れなかった。
すると、部屋自体が、エレベーターのように下に落ちていく。
止まると、あれっ なんか薄暗くなったぞ??
しかし、情報が少なくて、何がどうなってるのかは
全然わからない…  

と、ここで、Yが、部屋がなんで白いのか?と
疑問に思う。助手さんが白い壁に色々と絵を描き出すと
それが現実のものとなって現れたり… つまり、コマの
中の人物が漫画の作者という事だった。
部屋が下がったり上がったりするのは、人気アンケート
対応しているからだとYは言う。

そして、訪れる連載打ち切りの危機…

打ち切りになったらどうなるのか?
死ぬような事はないだろうが、面倒くさいことには
なりそうだと思う私。 
なんか、怖いな…打ち切りになったら…どうなっちゃうのかな?

読者が本を開いて読めば読むほど画面は明るくなり
逆に、詰まらないと本を閉じれば画面は暗くなるんじゃないかと
Yは言う。なるほど…人気こそが漫画世界のルール。

打ち切りエンドにならぬようコマごとに
盛り上げながら出口である結末を目指す…!?
鍵を握るのは同類王である

私「不安だなぁ…」

コマからコマへ…各種冒険やスポーツ、あらゆるイベントを
繰り返しながら先へ進む私達。ある時、私はナイフを前のコマに
落とした事に気付く。コマから移動した後は、前のコマへ行く
扉は消えてしまうのだが、助手さんに頼んで、ドアを描いてもらう。


開けると…
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Σ(゚Д゚ υ) イタ!!

妖精さん「あ!!」
妖精さん「見つかった!!」
妖精さん「人間さんだ!!」
妖精さん「お懐かしや!」

キタ――(゚∀゚)――!!


妖精さんは編集活動の真っ最中だった。
このエリアは立入禁止。
「にんげんさんのまんががよめるのはじゃんぷしたときだけ」
意味不明なジャンプパロ文句がw 


今すぐに出るにはどうしたらいいと訊くと…

妖精さん「打ち切りになれば?」
妖精さん「どん底」
妖精さん「奈落の底」
妖精さん「てーへんだ、てーへんだ!」

私「酷いことになったりしないんですか?」

妖精さん「なりますが?」
妖精さん「打ち切りですから~」
妖精さん「人生終了」
妖精さん「漫画家つぶしきかぬです」
妖精さん「公務員目指すには遅すぎです」

私「具体的にはどうなってしまうんで?」

妖精さん「ただでは済まぬ」
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怖いww

人気を保ったまま完結しなければならない…
しかし、人気は水物。
見つけた同類誌ランキング、どうやら、私達以外にも
同類誌に引っぱられている人々がいるらしい。
私達は1位じゃなかった… これは同類誌界の戦いでも
ある事が判明し、Yは俄然やる気が出てきた

レクチャー
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「昨日の敵友は今日のホモ」 ワロタw

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とにかく、"引き"が大切だと豪語するYは突然
「私がクックロビンを殺したのだよ!!」
と、引きだけを狙って叫ぶ。

だ~れが殺したクックロビン♪だ~れが殺したクックロビン♪

次ぎの瞬間、人気ランキングの順位が一つあがる!
とにかく、物語の脈絡やオチは関係なく、引きだけで
最終回まで持っていくつもりのY。
そして、本当に、引きだけでランキング1位まで上り詰めた。
それなのに、終わりはまだ見えてこない。
助手さんの助言で、コマに穴を開けて、柱の編集コメントを
読んでみる事に。これで、漫画が今どういう状況かが
わかるようになったが、進んでいくうちに、柱の編集コメントが
適当になってきた。そりゃそうだ、物語になんの脈絡もなく
引きだけなんだものw

順位落下…

更に引きで攻めるが…

更に順位落下…

編集コメントも更に適当になっていく


なんか打ち切りが見えてきたなw

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納得がいかないYは編集に文句を言うが、その時、編集の暗い空間に
謎のウィンチを発見、動かすと、コマが拡大した。
これは使えるぞ…とYはニヤリ。
コマを大きくする事で見開きページで読者の気を引こうとした。
それは一瞬は成功するが、再び人気は下降、引きだけを追求し
物語が破綻している為に、もう修正が無理な段階に。
やっとこさ、地味だが真夏の夜の夢のような話で物語を
続けていたが、もう打ち切り寸前だった。
項垂れるYに私は言う

同類は衰退しました

ついに、色がなくなり、ネーム掲載状態に。
ネーム掲載ww 時々ジャンプとかで見るよね。
そして… 打ち切り

私に課せられた打ち切りのペナルティは
稼業を継ぐ事だったが…

私「ごめん、妖精さん、私もう…継いじゃってます」


目を覚ますと、元の世界に戻ってきてた。
日数的にはあれから経っていないようだ。
同類誌の姿も消えていた。

役目を果たして消えてしまったのでしょうか?
妖精さんの同類誌… すごくハードでした。
発禁…ということで!


今回はこんな感じでした
同類誌は衰退しました… って所で、物語としては
かなりオチがついたと思ったけど、それはこっちの話で
漫画的にはオチはつかなかった。というより、人気商売って
大変だよね。ジャンプのアンケート結果、掲載順に一喜一憂
してたシュージン達を思い出すよ。
ネーム掲載の部分、ネーム掲載って、時々、ほんとにジャンプ
とかで見かけるけど、あれって、載せないよりはマシって
いう感じで載せてるのかな? 
打ち切りに課せられたペナルティがたいしたものじゃなくて
よかったね。あれ、Yや助手さんに課せられたペナルティは
なかったのかな? 彼らも稼業を継ぐ事かね?
Yは同類誌を続けるのだろうか?

前回までのレビューは以下からどうぞ
episode.01 妖精さんの、ひみつのこうじょう
episode.02 妖精さんの、ひみつのこうじょう
episode.03 妖精さんたちの、さぶかる


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