SSブログ

人類は衰退しました episode.09 妖精さんの、ひょうりゅうせいかつ レビュー [アニメ]

jinrui0828_top.jpg

島スタート。
まさかの島スタート。

どうした私。どこかの島に漂流。どうしてこうなった。
妖精さんも一緒だが、妖精さんの数が足りない!?

私「あの、いじめられっ子さんは?」
妖精さん「たぶん、しんだ」
私「こらこらこら!」

妖精さん、いきなりブラックだぞ。
しかも、いじめられっ子さんって何。妖精さんの世界でも
いじめられっ子がいるのか…。

後は続きからどうぞ

 



数日前
妖精さんの学校!?
制服を着た学生さんが、学校ごっこみたいなのを
やっている?? そこに一人の生徒が登校してくると
楽しそうに話していた妖精さん達は会話をピタリ止め
登校してきた生徒に向かって椅子と机を投げ…
jinrui0828_1.jpg

言い放つ

「おめーのせき、ねーです」
jinrui0828_2.jpg

ちょっっw 妖精さんの世界でもライフみたいないじめが…


調停官事務所には直訴状が届く。

せかいは、こんくりーとじゃんぐるです。きずなはこわれ、
こころかわくのです。ほっとちょこれーとのむと、ほしつ
せいぶんもどるです。けど、さいきんちょっとおあずけですよね?
ここねあかぎれ、とまらぬです。、つかれたですので、
ぼうめいきぼう。とおいどこかへ、いきたいきもち。
さしだしにん、ぼくら

なんか切実さが伝わってくるw おじいさん曰く、強いストレスによる
無意識の悲鳴のSOSがこういう形になったとか。近頃、妖精さんの
人口が増えて、ストレスが発生し、いじめが起きた例もある…
さっきのアレか! 
そこで、妖精が住んでいない地域に亡命希望の妖精さんを
わたしが連れて行き、そこで年単位の単身赴任をしなさいと
おじいさんは言ってきた。マジすか。年単位!?

妖精さんの人口が増えた原因はわたしにあるらしく、断る
事も却下された私。とにかく、妖精さん達の身柄を預かり
落ち着き先が見つかるまで同行する事になった。

亡命希望の妖精さん達の中には、いじめられっ子の妖精さんの
姿も… さすが亡命希望だけあって、いじめられっ子さん以外の
妖精さん達もちょっと鬱ってる様子。

亡命といっても国がないけど、どうせなら国を作ったら
どうですか?と妖精さん達に提案すると、みんな乗ってきた。

私「皆さんは国を作ったら、何をしたいですか?」
妖精さん「じゅうぜい」
妖精さん「あっせい」
妖精さん「しはい」
妖精さん「だんあつ」

国を作る前に、妖精さん達には心のケアが必要なようですよ?
と、思ったら、妖精さん達、建国の方針について話し合い
始めた。いい感じのポジティブな発言も聞こえてくる。
これは良い傾向だと、私が目を細めて見守っていると、
ミシミシと音が…。あまりに微笑ましかったので、その
ミシミシ音に気付かなかった私。気付けばなんと、みんなが
立っていた桟橋が陸を離れて桟橋ごと漂流してた。
幸い、桟橋に繋いでいたボートも一緒に漂流していたので
みんなでボートに移る事に。呑気に水面を漂う妖精さんを
一人一人掴み、ボートに入れるわたし。


といったわけで、流れ着いた島スタートとなったわけです。
荷物なし。着替えなし。助けなし。妖精さんあり(ただしガッカリ)


「にんげんさんに、ごめんなさいです」

どうしてごめんなさい?焚き火が焚いてあり、島の森で
とってきた自然の恵みの食べ物も妖精さんがゲットして
きてくれていた。妖精さん、カワイイのう。
しかし、妖精さんの気持ちは晴れない。自分達が役立たず?とか
そんなネガティブな思考、妖精さんの頭上には鬱の雨雲が立ちこめ
雨を降らす。

jinrui0828_m1.jpg

さ、これからどうしましょう…

私が呟くと、妖精さんは口を揃えて言う
「じょーおーさま?」
いきなりの女王就任。
女王様が決まれば、一気に高まる建国ムード!

妖精さん国家の女王に就任することは、過度の干渉に
当たるか…いや、たぶん大丈夫、際どいけどオッケー
だって緊急事態なんですもの。 ギリで平気…

漂流2日目
朝起きると、なんと、一晩で立派なディスプレイ・キャビネットが
出来ており、その上で妖精さんがワサワサしていた。
妖精さん、凄いな… 役に立たないが、どうやってこんなものを…w
一晩でこんなものが作れるなら、筏なんで作るのは容易
じゃないの? と私がほくそ笑んでいると、あれ、妖精さんの
数が増えてるじゃないの。どうやら妖精さんのモチベーションが
回復して、楽しくなってきたらしい。
妖精さん達は島がいたく気に入ったらしく、筏を作るという
案は軽くスルーされた…

妖精さん達は浄水施設、上下水道、水洗トイレの着工に入る。
なんかどんどん文明が発達してくぅうう!
夜になると、ベッドができており、重要なものから
作っていく所存だとか。

発明するもののチェックリストを見てみると…
べっと、まっさーじいす、かしつき、わごむ
ぴたごらそうち、しゅうきょう、せろてーぷ…

宗教? 宗教って発明なんだ?
ぴたごらそうちって何ぞ?
私「これ全部却下」


漂流3日目
目を覚ますと現実。
「うわー、もろ島・・・もろ遭難者」
しかしやる気を出した妖精さんの人口は増え
文明がどんどん進んでいく。
女王を中心に考えられた女王の為の施設…
浄水場、上下水道は完成、女王の家も完成。
シャワー、トイレが完成。毛布、そして手触りのいい
シルキーなガウン! パイナップル発電!
電気が通れば温水が出る…!

これぞ文化的生活…
って、たった漂流3日目でここまで文明が!!


漂流4日目
島は開発された植物で覆われ、植物文明の段階へ。
ストローをさせば、牛乳が飲めるミルクココナッツ。
ココナッツミルクじゃありませんよ?
角砂糖は角砂糖大根から。 って、なんかトリコ
みたいな植物だなw コーヒーや紅茶もあるよ!
なぜかコーヒーは葉っぱから、紅茶は豆からと入れ替わって
しまったが…。

「ごー!ごー!ごー!」
「ですくとっぷくりあー!むーばーっぷ!」
「ほすぴたりてぃふりー!」
「たーげっといんさいっ」
「すたんばいふぉーえあーすとらーいく」

妖精さんが、女王様の給仕しまくりで、素晴らしい
ホットディッシュが机の上に並ぶ。
jinrui0828_3.jpg
漂流4日目にしてここまで…!凄すぎるw


朝食の後は謁見…
自作植物の売り込みに来る妖精さん
「せんもうごけ、いうです」
妖精さんが自ら、せんもうごけの実?みたいなのに
顔を近づけると、妖精さんはプルプル震えだしなんと
失禁して倒れる。

「ヘイボーイ、これは?」
「まやくでは?」
「逮捕」

jinrui0828_4.jpg
牢屋がどっかにあるのだろうか…w

午後はお菓子作り。女王の公務である。
島の人口8千人分のビスケットを焼くのは重労働だが
これは女王の尊い義務。出来上がると、外に集まった
妖精さん達にばらまく!


漂流6日目
カカオが作れない… 
結局カカオの研究は中止になったが、この時、わたしは
もう少し思いを巡らせるべきだった。
カカオが島のどこで作られたのか…
湖の水質の変化とか…
文明の進化のせいで島が汚染されてる事に気付かない私。

妖精さん、開発した植物で飴玉を作る事に成功!
わたしは、その植物を全力で開発するように妖精さんに
指示を出した。


漂流7日目
お菓子が植物からできるようになった為に、女王のお菓子作りは
義務から趣味の範囲に戻り、暇をもてあます女王と妖精さん達。
全てが満ち足りて、ありあまる時間はカーニバル状態。
女王のパレード中に妖精さんが呟く…
「もにゅめんと、ほしいね」
女王は「どーぞ」とそれを快く快諾。
喜ぶ妖精さん達。物作りが好きだからね…没頭しちゃうんじゃ…

漂流8日目
植物が育たなくなった。
妖精さん達がモニュメントを作りすぎたお陰で森林資源が
完全に破壊されていた… 土壌はボロボロ…
その上なんと、浄水施設がこわれてしまい、木がないので
直せない事が判明。私が、モニュメントを解体してそれで
施設を直すように指示を出すと、妖精さん達ガッカリ…。
頭上には鬱の雲がモクモク…

jinrui0828_m2.jpg

日常に劇的な変化が訪れた
パイナップル発電がままならなくなり、電気が今まで通りに
使えなくなり、温水器は気軽に使えなくなった。土壌を守る為に
品種改良や遺伝子操作は禁止、お菓子も以前のように振る舞えなく
なり、島民はみんな鬱状態で、頭上には鬱の雲が…。

食料はもう数日もちません。

決断の時が来ていました。

漂流9日目
脱出しましょう
モニュメントを解体してボート作って、島から脱出する事になった。
妖精さん達は、超鬱状態。みんなの気持ちを表したように雨が
降り始め、土砂降り… 雨が止んだら出ましょ?


ところが雨は止まない。

漂流14日目
「このしまにだけ、ふってるです」
雨雲の正体が判明。なんと、妖精さんの鬱の雲が上空に
停滞して、それが雨雲になって局地的に、島にだけ雨を降らせていた。
そして、島がついに崩壊。気付けば、私は湖畔に横たわっていた。
生きててよかった。妖精さんも、そこそこ無事な様子。
空は快晴、妖精さんは、また新しい国を作りたいと私に
導いて、支配してーと、せがんでくる。

人類というものは教訓を知らない
私は大声で叫ぶ

「かいさーん!!」

妖精さんはビックリして、散り散りになって消えていった。

これで証拠隠滅!と私が思っていると…
「島がなくなっているが…」とおじさんの声。振り向くと
おじいさんと助手さんが居た。おじいさん達は農家からわたしの
消息がわからないと連絡を受けて、見に来たそうだ。
わたしと妖精さんが消してしまった島には、とても珍しい蜘蛛を
含めて少なくとも3種の固有種が生息していたとか…
「後始末は上手くやらんか。未熟者め」おじいさんはコツンと
私の頭にゲンコツ。

帰省してから受けることのなくなっていた、懐かしい祖父の体罰。
こうして私は、懐かしいものがたくさんある日常へと戻ってきたのです。



今回はこんな感じでした。
なんか、色々と、考えさせられるというか、人類が
滅んでいくその様の縮図を見せられた感じでしたねえ。
モニュメントを作るようになったら、もうお終いな
感じが…w 人モニュメントなんて作らない方が良さそう。
妖精さん達の技術は凄いですね、あの何もない島で、あそこまでの
文明を築き上げるとは… しかし、衰退するのも早かった。
妖精さんが、麻薬らしき植物で失禁する姿はなんか
ダークというか、エエエ…(;´Д`)という感じで、
忘れられないシーンの一つになりそう…w
妖精さんっていったい何なんでしょうね…。

前回までのレビューは以下からどうぞ
episode.01 妖精さんの、ひみつのこうじょう
episode.02 妖精さんの、ひみつのこうじょう
episode.03 妖精さんたちの、さぶかる
episode.04 妖精さんたちの、さぶかる
episode.05 妖精さんの、おさとがえり
episode.06 妖精さんの、おさとがえり
episode.07 妖精さんたちの、じかんかつようじゅつ
episode.08 妖精さんたちの、じかんかつようじゅつ


nice!(6)  コメント(0)  トラックバック(5) 
共通テーマ:アニメ

nice! 6

So-netブログからトラックバック機能が消失してしまったので、いつもトラックバックでお世話になっていたサイト様を相互RSSに登録しております。

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 5

トラックバックの受付は締め切りました

漫画・アニメアンテナ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。