ささみさん@がんばらない 第2話 自宅警備員 レビュー

鎖々美レポート第3章 第2稿
この国では全てに神が宿っている。
それらは八百万の神と呼ばれている
道端の石ころから建築物や工芸品、動物や雑草、はては
天候だの物理法則だのといった、ありとあらゆるものに
神が宿り、支配している。
それら神々には神格の序列がある。神格の高い神は低い神々を
支配し、自由に変化させる事ができる。
それを改変と呼ぶ。

　　

すべての神々を支配している最も神格の高い神が
最高神・天照である。すべての神々は天照が望んだ通りに
姿を変え改変し、最高神が望む通りの世界を形作る。
その大きな力はかつて私が継承し、私が維持し、私が管理
していた。しかし、今現在、その天照の力は、あろう事か
お兄ちゃんの中にある。今はお兄ちゃん＝最高神と考えて
もいい。だから、お兄ちゃんが何かを願うと八百万の神々が
ご機嫌を取ろうとして改変を行う事がある。先日起きた
バレンタインの惨劇もその一つだ。お兄ちゃんの為に神々が
我が身をチョコレートに変化させて「食べて食べて」と
主張を始めたのだ。幸い、つるぎ、かがみ、たまの邪神三姉妹
によって改変はおさまった。彼女達が何者かは定かではない。
しかし、高い神格を持つ霊能力者である事には間違いない。
今後はお兄ちゃんだけでなく、彼女たちの監視も必要と思われる。
以上　月読鎖々美



今回も鎖々美さんはお兄ちゃんのお風呂いれてもらってた

鎖々美レポートマジ？　てっきり改変していたのは
ささみさんかと思ったが、お兄ちゃんだったのか・・・
だからお兄ちゃん監視ツールでお兄ちゃんを監視していると？
まあ、でも、あれはささみさんの趣味も入っていそうだが。


学校では…
授業中、つるぎと神臣は教卓でジェンガやってるけど…
って、生徒があんまり出席してない！？

つるぎ「やけに欠席が多いな？」
かがみ「近頃ずっとこんな感じなのです」
神臣　「おや？そうでしたか？」
かがみ「気付きましょうよ。いちよう先生なのですから」
神臣　「生徒が思っているよりも教師は生徒に興味がないのですよ」
かがみ「そんなイヤな現実は知りたくなかったのです」


なんでこんなに欠席してるんだ！？とその原因を追及
し始めると、ヤマタノオロチＳＮＳというものが流行っており
生徒達は学校をさぼってそのＳＮＳに入り浸っている事が判明。
このヤマタノオロチＳＮＳはゲームバランスはガタガタ、
ゲームシステムはgdgdマイナーで、採算も取れず閉鎖間際だったが
なぜか３年前から突然鰻登りに人気が出て今に至るという。

つるぎ「試しにやってみるか」
かがみ「おや？姉さんが興味を持つということは改変ですか？」

どういう意味？つるぎが興味を持ってると改変？
この現象は改変による結果だと？

試しにヤマタノオロチSNSをやってみる事になりPCが
沢山ある月読家に邪神３姉妹がやってきた。

「というわけでパソコン貸して！」


「ぬいぐるみさんだぁ～」


「ふむ～これはなかなか」


なかなかうざいぞ邪神３姉妹ｗｗ

パソコンが何台もあるので、全員でそれぞれアカウントを
作りログインする事になった。こんなにパソコンあっても
使い道ないだろ？？とつるぎに訊かれると、ささみさんは
「あるよ、ゲーム用にネット用に動画用に音楽用にゲーム用に
ゲーム用に…」と答える。つまりほぼゲーム用かｗ
あと、お兄ちゃん監視用だよね。

ささみさんもやりませんか？と神臣に訊かれるが、ささみさんは
そういうのに興味ないと断る・・・・・しかし！

「言えない…私が重度のネットゲーマーで八岐大蛇SNSに
　何千時間も没頭してて、全身レアアイテムで身を固めた
　最強キャラを育てあげてるなんて…」

ささみさん、ネトゲ廃人だった…ｗ

つるぎ達は八岐大蛇SNSが怪異だと見なされたら潰すと言い
それを聞いたささみさんは、自分が八岐大蛇SNSで長年かけて
培った経験値やゴールドや大蛇ランクとアイテムと
つぎ込んだ何千時間が…と戦々恐々。

それだけは絶対に阻止しなければ！！

※ささみさんです


ログイン完了

あら、ゲームの案内の声、松来未祐。
安心のシャフトキャスティングｗ

いよいよゲームをスタートする邪神３姉妹と神臣。
まずはキャラメイク…　つるぎの職業が番長と決まった
所で、ささみさんの妨害工作が始まる。まずはレッドブルを
ルーターに投げつけてルーターを破壊し、ネットに接続
できなくするが、かがみの体に内蔵された自前の高速回線に
繋ぎ直してネット接続が再開される。



続いて、つるぎとたまのキャラメイクも完成！

この間、ささみさんは電気を使いまくって家のブレーカーを
落とす作戦を決行、しかし、みんなノートパソコンを使っていた
ので、パソコンの電源は落ちず…デスクトップを使っている
ささみさんのPCの電源だけ落ちて、保存する前の鎖々美レポートを
消失させてしまった…ｗ　

ちなみに神臣のキャラメイクの時は、なぜか案内のお姉さんの
口調も荒くなり「てめえみたいなのはこれがお似合いだ」と言われ…
神臣「服すら着てないのですが…」

ええええ…職業・負け犬　色々と酷いｗ

阻止できなかった…
停電作戦もトリモチ作戦もよろめきマダム作戦も失敗に終わるとは！
と、ささみさんのイライラMAX。そんな中、好き勝手に振る舞いまくる
邪神姉妹達・・・　　あー、ポテチ食べた油っぽい手でキーボード
触るとか、ポテチのカスをキーボードの上に落としまくるとか
油っぽい手で漫画読み始めるとか、初版本の大切な漫画を油っぽい
手で触った上に、帯を取っちゃうとか、パフェをキーボードの上に
こぼしまくるとか…　開けてないBlu-ray開けちゃうとか…
テレビゲームを初期化しちゃうとか…　ひええええええええええっ
とにかく酷い、酷すぎる！　　

こんな顔にもなっちゃうよね…

ガーンだよな…

こういう遊びに来て色々と破壊していく人っているよね…ｼﾐｼﾞﾐ


ゲームを進めていくと、何もしてないのにゲームの中の
神臣が死んでしまった。保健室に連れ込まれた神臣を
蘇生する事になり、ミニゲーム「いけない保健室」が発生。
すぐに神臣は蘇生されたが、その後、つるぎが悪のりして
エロイベントを発生させ、ベッドの上ではつるぎと神臣が…

たま「怖いよぉ、怖いよぉ、つるぎ姉とパパりんが裸で変な事してるよぉ！」

ゲームの中とはいえ神臣がつるぎに性的に攻められ我慢
できなくなった鎖々美さんは、ついに自ら八岐大蛇SNSに
ログイン。全身レアアイテムで包まれたささみさん降臨。

「人のお兄ちゃんに何してんだー！！」

ささみさん降臨にお兄ちゃんは大興奮し、ささみさんに
せまってきた為、ささみさんはお兄ちゃんを撃退し神臣は再び死亡。


というわけで、ささみさんが八岐大蛇SNS廃人であったことが
バレてしまい、正座させられつるぎに説教される。かがみが
運営にハッキングを計ると、約１万人がこのSNSで引き籠もって
いる事が判明。敵の目的の意志がつかめないと首をかしげるつるぎ。
とりあえずゲームを進めようとゲーム内の教室に戻ると、教室の
中では人々が惨殺されており、プレイヤーの霊力が次々と
街の中心に現れた巨大な八岐大蛇に吸収されていくという現象が
起きていた。すると、かがみが突然意識を失い、続けてささみさんも
意識を…　気付けば、かがみ、ささみさん、神臣は意識を八岐大蛇SNSの
中に吸い取られており、３人ともゲームの中にいた。



ゲームの中では八岐大蛇が大暴れ。プレイヤーの霊力を食べて
成長した八岐大蛇は神格が高すぎるとかがみは言う。
しかし八岐大蛇はここまで巨大化しながら、生贄を貪り食うだけで
他に何もしない、ここまで大きくなったら現実世界に侵攻して
自分で王国を築くこともできるのに？　と、ここで、たまのトイレに
付き合っていたつるぎもたまと一緒に参上…　つるぎはこの八岐大蛇は
現実世界なんかに興味はなく、この異世界がずっと続けばいいと
思っていると指摘。　つ、つまり…？

あたし達と同じ匂いがする。この神格の高さは最高神の徒だ
つまりあいつは鎖々美が無意識に生み出した化け物だ

な、なんだってー！？
つるぎはプロフィールを調べていたわかったという。
厳しい現実や修業から逃げる為に３年前から八岐大蛇SNSで
遊んでいたささみさん、つぶれかかっていたこのSNSが
急成長し始めたのも３年前…　ちょうど符合する。
八岐大蛇はささみさんがまだ最高神の力がもっていた頃に
願った、この世界を守る為の化け物だったのだ。

ささみさんは八岐大蛇に役目が終わった事を告げる。

月読鎖々美の名において命じる
荒ぶる神よ鎮まれ　拡散し世界へとろけて眠りなさい
私は大丈夫だよ…そこそこ幸せに生きてるよ
だからもう、貴方もがんばらなくていんだよ…

八岐大蛇SNSは消滅し、ささみさんは目を覚ます。
目を覚ましたささみさんは、テーブルの上に置いてあった
「起きたらちゃんとベッドで寝なさい」というメモ通りに
ベッドに入って眠る…　　

エンディング…
今回こそは鎖々美さんはちゃんと唄うのか！？
と思ったら、前回よりも酷いｗ　今回、全然唄ってないぃいいい
ただ、芳忠がキャッキャしてただけだった。
もう、芳忠が唄えばいいんじゃね？と思ったよｗ
次回は邪神３姉妹に手伝ってもらうって言ってたけどエンディングに
登場するかな？


今回はこんな感じでした。
いやー、今回も面白かったー、最初の鎖々美レポートの
お陰で、この世界の仕組みがだいたいわかったけど、まさかの
お兄ちゃんが最高神の力をもっていると？？　それって
神臣には自覚があるのかな？　そうなると、今のささみさんって
どういう能力があるのかね？　なんでお兄ちゃんに力が
移っちゃったの？　と、まだまだ疑問は色々ありますが
徐々にわかっていくのだろうか。　そこらへんも楽しみになってきた。
月読家に来た邪神３姉妹…　特につるぎとたまは、ホント
この言葉は使いたくないがウザかったｗ　ウザ過ぎて笑って
しまった。あれ、ウザめな友人が来訪した時のあるある過ぎる。
油っぽい手で色々触るとかね、あるよねー。　
帯取っちゃうとかもあるよね…ｗ
他にも、時々、「君、破壊神？」と訊きたくなるほど、色々と
破壊していく人がいるからね～　しかし、そうなるのがわかっていて
家に招き入れたわけだから、その友達が嫌いだというわけではない。
ささみさんも、邪神3姉妹の事は嫌いではないのだろう。特に
かがみはこれといって何もしなかったし、年齢も同じくらいだろうし
彼女となら仲良くなれそうだよね。
八岐大蛇に役目が終わった事を告げるシーンは荘厳な感じで
よかった。音楽も良かった！

前回までのレビューは以下からどうぞ
第1話 明日からがんばる

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