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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 ⑧ いずれ彼ら彼女らは真実を知る。 レビュー [アニメ]

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ねえ起きて!起きてよ八幡!

八幡は戸塚に身体を揺さぶられて起床。
いつもと違うシチュでの目覚めに寝ぼけていた八幡は
まさか、これは朝チュンか!?朝チュンなのか!?朝チュン…
と混乱したw 戸塚きゅんと朝チュンしたいのかよw

八幡が支度をしていると、戸塚は今度一緒にテニスを
しようと誘ってくる。八幡がいつもの調子で
「おお、そのうち適当に連絡くれ」
と返すと、戸塚は「それじゃ八幡のアドレス教えてもらっていいかな?」
と携帯を取り出してきた。

それにしても、戸塚きゅんよ…

 

この格好にこの座り方…女子だろ!
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性別を超越してるw

可愛すぎるだろ…
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もう戸塚という性別でいい


暇つぶし機能付き目覚まし時計としか扱っていない
俺の携帯についに戸塚のメールアドレスが!
八幡はむせび泣きながら戸塚からのメールをさっそく受け取り
その文面の可愛さに卒倒するのであった…。

今日の予定は夜に肝試しとキャンプファイヤー
結衣「フォークダンスやるやつだぁ!」
小町「おお、ベントラーベントラーとか踊るんですね!」

ベントラーベントラースペースピープルww
小町は宇宙人でも呼ぶつもりかっ

小学校時代の八幡のエアオクラホマミキサーの話…悲しい。
最初に「別に手繋がなくてもいいよね」と言い出した女子は
地獄に堕ちてもいいんじゃないの。

夜の肝試しは高校生達が脅かす役、仮装セットも用意されている。
朝食後、八幡達はキャンプファイヤーの準備を始める。
八幡は一人、キャンプファイヤーの為に木材を井型に組み上げる。

八幡「こうして一人で黙々と木を積んでいくとまるでジェンガみたいだな」
葉山「えっ ジェンガって一人で遊べるの?」

八幡「なに、違うの?」 ←心の声
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ワキ汗www

一人で木材を組み上げた後、暑い…と思いながら河原に向かうと
結衣と小町が水着ではしゃいでいた!

水着キタ――(゚∀゚)――!!
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小町スペシャル…
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小町「はい、感想は?」
八幡「ん、ああ、そうだな。世界一可愛いよ」←心がこもってない

小町の水着姿には何の反応も示さなかった八幡だが、オッパイが
大きい結衣の水着姿を前に、どうしても視線がオッパイにいってしまう。
これが万引力の法則か
さすがトン先生だな
と言いながら川の水で顔をバシャバシャと洗う八幡。
ワロタわ…w 

そこに雪ノ下雪乃…
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この姿に息を飲むヒッキー。

三浦と海老名…
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この後、すれ違った時、三浦は雪乃を見て、オッパイの
大きさで「勝った」とニヤリ顔をしたw 
たしかに、ここは三浦の勝利である。


「戸塚に水かけたかったなぁ…」
八幡は一人だけ水着をもっていないため木陰の薄暗い場所から
川で遊ぶみんなを眺めていた… 君は光~僕は影~♪という感じだったw
その木陰エリアに、もう1人加わってきた。例のハブられている
女子小学生・鶴見留美である。あっ留美ちゃんの事、すっかり忘れてた。
小学生は自由行動の日、留美ちゃんは一人ぼっちなのである…。


留美「ね、八幡はさ」
八幡「呼び捨てかよ」
出会って間もない友達でもなんでもない小学生に呼び捨て
される高校生・比企谷八幡。留美は八幡に、小学校の時の友達は
いるか?と訊いてきた。いるわけがないw

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ヒッキー理論…
結衣は小学校の時の友達で今でも会っているのは一人か二人。
八方美人の由比ヶ浜結衣でさえこの人数。小学校の時の結衣の学年は
1クラス30人で3クラス…計90人、つまり、卒業から5年後も
友達やってる確立は3~6%。
常人の場合、なんとなく二方美人くらいだろうから4で割って
だいたい1%… 1%なんて誤差の範疇。
「四捨五入という名台詞を知らないのかよ」

なるほどw そう言われると少し気が楽になるんじゃないのかと
結衣が留美に言うと、留美は、「お母さんは納得しない、いつも友達と
仲良くしてるかって訊いてくるし…」と言う。留美がいつも持っている
デジカメも、母親が写真を沢山撮ってきなさいと持たせたものらしい…。
シカトされる自分が惨めで一番下と感じるという留美、そんな状況
もちろんイヤだが、もうどうしようもないという…
スクールカーストだな…

雪乃「なぜ?」
留美「私、見捨てちゃったし。もう仲良くできない。仲良くしても
   またいつこうなるかわかんないし。ならこのままでいいかなって…」

そうか…この子はもう見限ったのだ。
自分が変われば世界が変わるというが、そんなことはない。
人が人を評価するのは固定観念と印象だ。
ぼっちはぼっちである事を強要される。
何かを頑張って目立てば攻撃の材料にされるだけ。
それが子供の王国の腐りきったルール。

八幡「惨めなのは嫌か」
留美「うん」

「肝試し、楽しいといいな」 そう告げて八幡は立ちあがって
歩き去りながら、自問自答する。

問題…世界は変わりません。自分は変えられます。さてどう変わりますか?
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答え…新世界の神になる。

やだ、八幡君、なんかカッコイイw
"新世界の神になる"ってどっかで聞いたフレーズだな。ライトかっw


肝試しの準備…
戸塚が魔女っ娘のコスプレみたいな格好をして、その姿を見た
八幡は、その可愛さにまたやられていた…。
「このまま迷わず戸塚ルートに入ってしまいそうで怖い」 ←心の声
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ワキ汗アゲインww

準備中、留美ちゃんの件をどうするかという話が出た時、八幡は
自分に考えがあると、みんなに告げる。
人間関係に悩みを抱えるなら、それ自体を壊してしまえば
 悩む事はなくなる。みんながぼっちになれば争いももめ事も起きない


肝試しスタート…
八幡の案とは、普通に肝試しをやって、留美のいる班の順番が
来た時に、彼女達をホンモノの恐怖のどん底に陥れるというものだった。
小学生達が今まで優しい高校生のお兄さん、お姉さんだと思っていた葉山達に
タメ口をきいてきた時、三浦と戸部が小学生達を乱暴な言葉で震え上がらせ
そこに葉山までも加わり、更に小学生達を追い詰める。

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戸部君、迫真の演技だw

謝ってくる小学生の言葉を無視し、葉山は留美達の班の半分は見逃して
やるが、あとの半分は残って制裁を受けろと冷たく告げる。
自分が助かりたいと思う小学生達は、生贄を決める。まずは留美
そりゃそうだ。しかし、ここからが勝負、八幡の狙いは
"鶴見留美を取り巻く人間関係をぶっ壊す事"であった。

留美を選んだ後、残った班の女子達は、互いに罪をなすりつけ合う
ように、自分が助かる為に、次ぎの生贄を選ぼうとする。本当に
仲がいいなら、選ぶなんてできないけど、選ぼうとする。つまり、この
女子達の人間関係なんてそんなものなのだ。

人間本当に怖い思いをしたら、人の事なんて考えていられない。
周りの人間を犠牲にしてでも助かろうとしたがる。
そんな醜い部分を晒したらもう仲良くなんてできない。
そうやって連中をバラバラにしてやればいい。

この案を八幡がみんなに言った時に遡る…
その時の葉山と八幡の会話
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葉山「それだと問題は解決しないんじゃないのか?」
八幡「でも、問題の解消はできる」
葉山「そういう考え方か…。彼女が君を気にかける理由が少しわかったよ」

彼女? まあ、雪ノ下雪乃の事なんだろうけど。
葉山は雪乃が八幡を気にかけている事を快く思っていなく、そこには
嫉妬のようなものが…。葉山君が嫉妬か…。
葉山は八幡の案に乗ることにしたが、彼は小学生達が一致団結して
対処する可能性にかけるとか言っていたw 
葉山君、ほんと爽やかね! 爽やかすぎてちょっと不気味なくらいに。


ホンモノの恐怖のどん底に陥れられた小学生達の人間関係がほどよく
壊れた所で、後は「なんちゃって、ドッキリでした~♪」とヒッキーが
飛び出そうとすると、なんと留美ちゃんが、デジカメのフラッシュを
たいて、葉山達の目をくらませ、その隙に小学生達は逃げ出した。
留美がみんなを助けたという形になり、驚く雪乃達。
本当は仲良かったのか?なんて結衣が言っていたけど、そんな事あるわけがない。

八幡「誰かを貶めないと仲良くしてられないようなのが本物なわけねぇだろ」
結衣「そうか、そうだよね…」
八幡「…けど、そうやって偽物だってわかってて、それでも手を差し伸べ
   たいって思ったなら、そいつは本物なんだろ、きっと」


肝試し後、留美は相変わらずぼっちであったが、留美の班の女子達
全員が、それぞれ一人で居るような状態になっていた。八幡の狙いは
成功したのだ。平塚先生は、今回の件を評価してくれていた。
ただ、留美本人は、八幡達が裏で動いてくれていた事なんてまったく
知るよしもないので、八幡の横を通っても無視して歩いていってしまった。
雪乃は「報われないわね」と八幡に声をかけてくる。

雪乃「徒党を組んでいた相手がいなくなるだけで随分と楽になるものよ。
   たとえ手段が最低でもお膳立てをしたのは比企谷君よ。
   だから、誰からも褒められなくても、一つくらい、いいことが
   あっても許されると思うわ」

というわけで、みんなで花火を始める。
みんな楽しそうに花火やってる中、ヒッキーは一人でヘビ花火。
すると、そこに葉山がやってきた。

八幡「悪かったな、嫌な役押しつけて」
葉山「別に構わないよ。気分自体はそんなに悪くないんだ。ただ
   少し昔のことを思いだした。昔、似たような光景を前に何も
   しなかったことを…
   なあ、もしヒキタニ君が俺と同じ小学校だったらどうなっていたかな?」

八幡「お前の学校にぼっちが一人増えるだけだよ」
葉山「俺は色んな事が違う結末になったと思うよ。ただ、それでも
   比企谷君とは仲良くできなかったろうな…

葉山という人物…
この後、葉山は「冗談だよ」と言いながら微笑んだけど、絶対
冗談じゃないだろ…。 ここのシーンで初めて、葉山は八幡を
ヒキタニ君じゃなくて、比企谷君って言った。っていうか、直前まで
ヒキタニ君って言っていて、突然"比企谷君"って言ってきてビックリだよ。
この切り替えっぷり、葉山って、今まで、わざと間違えた名前で
呼んでいたのか・・・・・。 いつも"みんなで仲良く"がモットーの
ような葉山が、"八幡とは仲良くできない"とハッキリ告げてきたのが
ちょっと怖いというか、冷たいというか… 爽やか過ぎる葉山君、
やっぱり、その爽やかさはちょっと歪で、その裏にはダークな部分が
あるという事がよくわかる。 

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合宿終了…
高校の前で解散という事になったが、そこに黒塗りの車が現れ、中から
雪ノ下陽乃が現れる。陽乃は雪乃を迎えに来たのだった。
陽乃はいつものように元気に微笑みを絶やさず、少し八幡達を
からかった後に、「お母さん、待ってるよ」と雪乃に言い
雪乃と一緒に帰っていった。雪乃は「お母さん待ってるよ」と言われて
表情が曇っていた… 雪ノ下家ってどうなってるんだろうねえ…
雪乃が去っていく時、一緒に帰ろうと誘っていた小町に「ごめんなさい、
一緒に行く事はできないわ、さようなら」と言って去っていった。
一緒にいく事ができない…ってなんか意味深に聞こえたな…。

雪乃達が黒塗りの車で去っていくのを見ていた八幡達。
由比ヶ浜結衣は「ねえ、あの車さ…」と八幡のシャツを引っ張った。
八幡は黒塗りの高級車なんて全部同じように見える、痛かったので
覚えてないとテキトーに返事したが、本当は雪乃達のハイヤーを
見た時にすぐに、自分をはねた車である事に気付いていた。

「その夏休み。俺と雪ノ下雪乃が再び会うことは、なかった」

今回はこんな感じでした
やけに八幡がかっこよくみえた回であった。
いや、いつも、八幡の言っている事とか、すごく好きなんだけど
今回のはまた特に全てがよかった。あんな案、考えつくのは
ほんと八幡ならではだよな。雪ノ下雪乃でさえも、あんな案は
考えつかない。葉山なんかには到底無理。八幡だからこそ、
鶴見留美を取り巻く人間関係をぶっ壊すという事を思いついた。
前回、葉山は雪乃から「あなたでは無理よ。そうだったでしょう?」
と言われていた。多分、過去に失敗してるであろう葉山は、今回の
事で、再び、"自分ではできなかった"という気持ちを味わったんだろうな。
八幡をひいた車が雪ノ下雪乃の家の車だという事が判明。
第6話で雪乃が寂しそうに言っていた言葉を思い出す…

雪乃「あなたたちは助けた助けられたの違いはあっても等しく被害者
   なのでしょう? なら、すべての原因は加害者に求められるべきだわ。
   どちらも悪くないのなら、初めから揉める必要はないのよ。
   だから…ちゃんと始めることだってできるわ。あなたたちは」

この時の言葉、加害者というのは雪乃自身の事だったのか…
今回の「一緒に行くことはできない、さようなら」という言葉にも
雪乃と八幡達の間にある距離を感じた。

前回までのレビューは以下からどうぞ
① こうして彼らのまちがった青春が始まる。
② きっと、誰しも等し並みに悩みを抱えている。
③ たまにラブコメの神様はいいことをする。
④ つまり、彼は友達が少ない。
⑤ またしても、彼は元来た道へ引き返す。
⑥ ようやく彼と彼女の始まりが終わる。
⑦ ともあれ、夏休みなのに休めないのは何かおかしい。



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