コンクリート・レボルティオ～超人幻想～ 第3話 鉄骨のひと [アニメ]
よっこいしょういち・・・・
神化47年 2月 羽田空港
戦争が終わったのを知らずに28年グァム島に居た男が帰国。
その様子を群衆の中から爾朗が見守っている。
そして金髪メガネの男も空港に来ていた。
神化42年 2月 羽田空港
トイレに仕掛けられた爆弾が爆発し空港は混乱。
3年間活動がなかった連続爆弾犯の犯行？？
警視庁機動隊・超人対策班に所属する刑事・柴来人はテレビの
ニュースでその模様を見ていたが、そこに超人課の者達が映ったのに気付いた。
現場からは大量の機械部品が遺留品として回収されたが
それらは超人課によってもっていかれてしまっていた。
おっ 超人課では連続爆破犯の目的が軍事企業の八束重工の社員の襲撃
だって事に気付いているじゃん。柴来人もそれに気付いたが、証拠品等は
ことごとく超人課によって回収されてしまっていた為に、超人課に
乗り込んできて証拠を出せと言ってきた。
なるほど・・・柴来人と超人課の基本スタンスが真逆なのね。
超人課は基本的に超人を保護する機関、今回の件も八束重工が悪で
襲撃犯は正義の超人かもしれないという考えを爾朗は持っている。
一方、柴来人はというと・・・
「正義の超人などいない」
という考え。柴来人と超人課、どちらが先に襲撃犯を見つけるかの
戦いが始まってしまった。
柴来人とは・・・
優秀な刑事だった柴来人はある日、悪の組織に命を奪われた。
そして天才科学者が彼の記憶と人格をロボットに移植、彼が刑事で
あり続ける事を望んだ為、たった一人の超人事件専門の警察官になったのだという。
ロボコップじゃんｗｗ
八束重工の施設を調べに来た時、柴来人はとある女の子に出会う。
女の子の声があすみんじゃん！！ やはりこのアニメのゲスト声優陣は豪華路線。
超人課も来ている事に気付いた柴来人は女の子を避難させようと
腕を掴むが、その時二人に電撃のようなものが走り、女の子は
柴来人を見て「貴方・・・」とうっとりした表情。
「あの人が・・・あの人がいる！」
八束重工で動きがあった時、女の子が急に豹変。
なんと女の子もサイボーグだった。
八束重工のトラックに飛び乗った女サイボーグは積荷を確認、
目的の"あの人"ではなかったが、"あの人"と同じ匂いのするものを
戦争になんか活用させないと言って積荷を破壊する。
その際、柴来人は爆発に巻き込まれ負傷し、爾朗によって助けられる。
爾朗の超人を守るという信念は強いなあ、柴来人も爾朗にとっては
超人の一人、芳村兵馬は放っておけと言ったがそれを突っぱねて
柴来人を助けたのだ。
そして神化47年 2月 羽田空港
グァムで発見されたのは日本兵だけではなく、実はもう一人いた。
その男は秘密裏に飛行機から降ろされ人々の目に止まる事なく車に
乗せられた。するとそこに現れたのは金髪になった柴来人だった。
柴は男を救出する。
「あんたを待っていた」
「待っていた？お前は？」
「柴来人、元警視庁捜査一課刑事。今は・・指名手配犯」
柴来人もあれ以来爾朗並に色々あって今に至るのか・・・
いったいみんなに何があったんだよぉおおお
柴来人が救出した男の声が小西克幸・・！
今回はあすみんと小西克幸、ゲスト声優二人も！
再び神化42年 2月
女サイボーグの映像を見た人吉孫竹から女サイボーグの正体が判明。
戦時中生田研という所で作られた乙號が女サイボーグの正体だった。
サイボーグは男女一対で作られ、戦後のドサクサで男女共に
消息不明になっていたという・・・・。
爾朗によって救出された柴来人は人吉孫竹によって修理され
人吉家で目を覚ます。耳が良い為に別室で孫竹が話していた事はすべて
柴は聞いており、乙號についての情報も知った。
乙號や丁號が機械だが、柴来人は違うと孫竹は言う。
柴来人は人間だった時の記憶や思考を電子計算機で模擬演算している為
自由思考体、しかし、乙號と丁號は完全な人造人間であり、その思考や
モラルも研究者が植え付けたものに過ぎない。
彼らは対の人造人間を探し合体する事を求めるよう設計されていて
合体する事によって初めて最強の兵器となるという・・・
えええええ・・・合体すると核爆発みたいな大爆発起こすのか！？
サイボーグの名前が判明！
乙號・興梠美枝子
丁號・半田馨
生田研の研究は戦後、様々に利用され、あらゆるロボット工学の
基礎となった。柴来人にもその技術が応用されているという。
あー、だから、興梠美枝子の腕を掴んだ時に電撃走って、興梠が
ポーッとしてたのか。丁號を感じたと。
生田研跡地は現在、時代劇の撮影所になっている。
その場所を爾朗と訪れた柴来人。男性型・丁號は戦争末期に
南方に送られたという。現在目覚めた乙號・興梠美枝子は
昔の男を捜し求め、似た男に当たり散らしている犯罪者という考えが
本当に柴来人の本心なのか？ 撮影所で柴と別れた爾朗だが
鬼野笑美が使い魔のキツネを柴来人につけ、柴来人の居場所を
すぐに特定できるようにする。
新宿駅西口・・・
柴来人は興梠美枝子を発見する。
「正義ってそんなにいっぱいあるものなんですか？」
正義とはなんぞや・・・・輝子のいう事も一理あるし、柴来人の
正義も正義だと思う。こうやって正義が何か迷っていく間に色々
あったのかねえ・・・。
柴来人は興梠美枝子に事情を説明したが、それは興梠にとって
受け入れがたい事実で、興梠はその場から逃走。
芳村兵馬が時間を体感で30秒止め、その間に爾朗が興梠と柴の元へ。
あの懐中時計みたいなのを渡された人が止めた時間の中で動けるのか～。
止めた時間内で爾朗は興梠と柴をエクウスで確保、人気のない
浄水場跡地へ移動した。昔、新宿3丁目にあったという淀橋浄水場かー
爾朗は興梠を停止させ、場所を移して今後の事を興梠と話し合おうと
したが、柴来人はここで興梠を破壊すると言って爾朗を退ける。
興梠と丁號が出会い合体すれば恐らく強力な爆弾になると柴は興梠に告げる。
「ボクとなら・・・爆弾にはならない」
柴がそう言うと、興梠は寂しそうに笑って浄水場の中に飛び込んだ。
大きな水柱があがり、興梠は爆発したかと思われたが・・・
柴来人、ボクとなら爆弾にはならないって、つまり、興梠を破壊する
つもりはなく、自分と一緒になれみたいな意味で言ったのかな？？
柴さん、興梠に惚れてたという事か？？
神化47年 新宿
浄水場跡地に丁號・半田馨を連れだって柴来人がやってきた。
興梠美枝子はあの時自爆しておらず、浄水場の地下深くで眠りに
ついていた。え、ちょっと、半田さん、ここに連れてきちゃだめじゃん！？
「ボクは何も知らなかった。ずっと与えられていた命令に従い
南方に潜伏していた」
「その間にこの国は腐ってしまった。俺の信じる正義は失われ
沢山の若者達が死んだ。だから合体してくれ！美枝子さんと。
君達は偽の愛情、偽の正義を与えられてきた。今なら俺が本物の
正義を教えてやれる。この日本の目を覚ます、その為に！」
ちょっとぉおおお、柴来人にこの5年で何があったか知らないが
柴が信じる正義とやらの為に、関係ない一般人巻き込むのはダメなんじゃ・・・
え？しかも柴の予定では、日本で開催される冬季オリンピック会場で爆破させるつもりなのｗｗ
ダメに決まってるじゃん！！！
すると、そこに爾朗が現れる。
爾朗は乙號を再起動させる。起動した乙號は丁號と合体。
ﾋｪｴｴ ば、ばくはつ・・・しなかったｗ
乙號と丁號は合体すると爆発はせずに強力な一体の人造人間、
メガッシンとなったのだ！！
なんで爾朗はこの事色々知ってるんだ・・・まあ調べたんだろうけど。
こうなったらメガッシンを利用して破壊活動を行おうとする柴来人。
しかし、メガッシンは正義の人造人間であり、柴来人の言う事は聞かない。
「科学者は彼らに正義を教えた。国を守る事、人を救う事
正しい行いとは何か・・・人間はそれを勝手に解釈して
間違う事もある。だが機械は正確に従う」
「彼らが正義で俺が悪だと！？」
「俺じゃない、彼らがそう判断したんだ」
柴来人はメガッシンに猛烈な勢いで襲いかかる。アクションすげぇなｗ
そして爾朗と対峙する。
「柴刑事！！」
「今はライト、鋼鉄探偵ライト！！」
「どちらが勝っても俺達はもう正義じゃない」
「それでもやるしかないだろうがぁあ！！」
ぶつかり合う二人・・・！
すごい所で終わったな。
しかも、別に次回に続くというわけではない。
この戦いの続きはまた別の回で語られるかもしれないし
語られないかもしれない。ただ、この終わり方、嫌いじゃない。カッコイイ。
鋼鉄探偵ライトはちょっと笑ったわｗｗ
柴刑事、いったいこの5年で何があったんだーーー
爾朗といい、柴刑事といい、何か強烈な、自分達の正義が
揺らいだ出来事があったんだろう・・・。
このアニメを見ていると、日本の昭和40年代の歴史が気になってくる。
調べてみたら、昭和47年1月に横井さんがグァムで発見され2月2日に帰国している。
柴来人が言っていた冬季スポーツグランプリは昭和47年の札幌オリンピック。
新宿のど真ん中に浄水場！？と驚いたけど、淀橋浄水場というものが
昭和40年3月末まで西新宿にあったそうだ。その跡地は副都心計画に利用され
今の新宿の高層ビルが次々と建った。
次回も面白そうだ・・・
幼い頃の爾朗について語られそう！？
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