クジラの子らは砂上に歌う 第3節 こんな世界は、もうどうでもいい

殺戮が始まった・・・・　
　
　
　　
　
　
　　
　

突然始まった大虐殺。
チャクロを庇ってサミが銃弾に倒れ、首長のタイシャも絶命した。

「今日だけだよ？」
サミを抱きかかえてその場から逃げるチャクロ。

「サミ全然重くないよ。
　3年前と変わらない。昨日は
　意地悪言ってごめんね・・？」
話しかけてももうサミは返事はしない。チャクロはサミの亡骸を抱きしめて号泣。重い重くないの話がまさかこんな事へのフラグだったとは・・・。


帝国のオルカの声がなんと石田彰！　いい声優もってくるねえ。

「私が戦うしかない。例え
　あの人を裏切っても・・」
リコスは泥クジラの人々が無残に殺される事を見過ごす事はできずに帝国を裏切り泥クジラの為に戦う決意をする。

「私が話し合いで解決します」
スオウくん、この期に及んで話し合いで解決とか言ってるのがなあ・・・無印の君なんて表に出たら一瞬で殺されるぞ。

体内モグラからの2人が殺され、かけつけたオウニは外の世界の残忍さを知る。
「もういい・・・
　こんな世界は
　もうどうでもいい！」
こうなるともう頼れるのはオウニだけだよな・・・

自警団のギンシュとその他2名が出てきたけど、弱そう過ぎでワロス。ギンシュちゃんは可愛い！　原作より可愛い！




話し合う気満々で泥クジラ内を自警団を引き連れて歩いていたスオウはオウニが帝国の兵士と戦って殺している所を目の当たりにショックを受ける。オウニ強いぜ！！　こうするしかないのですか？とか言ってたけど、こうするしかないんじゃよ・・。

トビの弟妹達が殺されそうになり、必死になったチャクロはサイミアで兵士を退ける。その時兵士の仮面が外れ、顔が露わになり、その顔を見たチャクロは驚く。
リコスと同じ肌の色

チャクロが殺されそうになった時、リコスが駆けつけた。帝国の兵士達はリコスの姿を見て、敬語で話しかけてくる。スキロスへの帰還を促されたリコスはそれを断る。

「貴方はファレナ殲滅作戦総指揮の
　妹君であられるというのに」
リコスの兄はオルカ！　どうやらオルカは妹であるリコスに対して何の思い入れもないらしい！？　

リョダリくん登場・・・
ある意味異色のキャラ。人形兵士は往々にして感情が乏しいはずなのに、リョダリは随分感情豊かに見えるんですけど・・ただしマジキチ鬼畜系。




チャクロを殺そうとしたリョダリをリコスが止めると、リョダリは「お前を殺していいってこと？」とわけのわからない方向へ。と、そこにスキロスが現れヌースリコスは確保されたので兵は帰還せよとの命令が。リョダリはリコスも連れて帰ろうとしたが、オルカからリコスはファレナに残すとの指令が入った。

「妹をファレナの人体への
　影響を知る為のサンプルにする。
　これから彼女をスキロスサンプルの
　4番と呼ぶように」

えええ・・妹をサンプルて・・・

スキロスに戻ったリョダリはオルカと話す。出世の為に妹を犠牲にしたってことですよね？と言ってくるリョダリにオルカは言う・・

「私は国を動かしたいんじゃない。
　目的はもっと他にある」
オルカさん何が目的なんです？？

泥クジラでは、戦って仲間を助けた上に、捕まえた帝国兵士を拷問し帝国の目的や次の襲撃がいつかを吐かせたオウニが医務室のマソオに責められて殴られるという理不尽さ。泥クジラの頭に花が咲いたのほほん族にちょっとイラっとしてしまいますが、今まで印が短命という事以外は平和に暮らしていた人々じゃあ、いきなりのこの事態にこういう反応になっちゃうのかねえ・・。でもこれで、現実を知ったから、今度はみんなもっと対応できるよな？　葬儀は早々に行われ、サミやタイシャの亡骸を含めた沢山の亡骸が送られた。

予告・・

次回はいよいよ団長喋るぞ！！
ファレナの運命は・・・・


クジラの子らは砂上に歌う 第1節 私たちの大事な世界の全てだった
クジラの子らは砂上に歌う 第2節 鯨（ファレナ）の罪人たち


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