少女終末旅行 第9話「技術」「水槽」「生命」 [アニメ]
自律機械登場・・・! そしてユーがやる気を出す
「技術」
く~ら~い~
暗い道をひたすら進む。何か動いている音もするので設備はまだ生きている? って、OPなしで始まったぞ?? 何か特別な回か?
「生きている・・ねぇ
生きてるってどういうこと?」
「・・・・」
ユーは時々意味深な感じの事言うな。生命体って何とか聞かれたら、そりゃ生き物の事だが・・。
「生命・・」
そんな事を思いながら先に進むと巨大なマシーンが動いていた。怖っ BLAMEとかだったら、速攻で殺されるタイプのマシーンだぜ。二人は息を潜めてマシーンをやり過ごす。もしあのマシーンに感知されていたらどうなっていたんだろうね・・
「あれって生き物なのかな」
「ん・・いや生き物ではないだろ
どう見ても機械だったし」
誰かが操作している可能性ってあるんだろうか。これだけ人がいない世の中だから、自律式のマシーンなんだろうなあ・・。人がいなくなった後も動き続けているとか怖いよ。では機械が一人で歩いてきて「こんにちは」と挨拶したらどうする?とチトに訊くユー。チトはそんな機械はないと否定。
「そもそも機械どころか地球上にはもう
人間以外の生き物は存在しないって
言われているんだから・・」
そなの?少なくともこの前食べた魚は死んでそんなに日にち経ってないはずよね??食べられたんだから。
何かの入口を発見したのでケッテンクラートを降り、階段を下りると魚と・・・喋る機械が居た。そして巨大な水槽!?
「こんにちは」
こんにちはって言う機械キタ――(゚∀゚)――!!
そして機械の声は・・なんと梶裕貴!!
「水槽」
機械に魚を食べてはいけないと言われた二人
「ダメです
あれは私が管理している魚ですが
部外者が干渉することはできません
食べてはいけません」
魚はちゃんとした生き物なのね。
機械はこの区画を管理する自律機械。本来は攻撃的な部外者に対し警備機械を呼ぶ事ができるのだが現在は通信が途絶えているという。さっきの大きいのはその警備機械かな?あ、違うの? あれは区画を整備している建設機械なのか・・・
「この辺りで稼働しているのは
私と彼だけです」
そっか・・。二人は自律機械にこの辺りを案内してもらう。これって、水族館だったのかな・・この施設には102槽の水槽があり、現在稼働中なのは12槽、使用中なのは一つ。つまり他の水槽にお魚はいない。食料魚を大量に生成する生産施設だったのか・・。もうお魚作れないのん? もう一匹しかいないとかお魚界も終末感満載だな。前に食べた魚はこの施設から流れてきたものなのだろうか。
「ここの水槽は好きに使ってもいいですよ」
そう言われた二人、ユーは裸になって水槽に飛び込む
ユーのフルヌードww
ユーは巨大水槽でひとしきり泳ぐ。
「ねえ、疲れたから魚食べようぜ」
「ダメです」
「あれはダメだって言ってるだろ」
人間はもうほぼいないのにインフラを可能な限り維持していくのが機械達の仕事だという。チトも下着姿になって水槽で泳ぐ。泳げないけどw 溺れそうになってユーに助けてもらい以前夢でみた景色を思い出す。海・・そして魚・・ チトを助けたユーの姿がなんか神秘的w
水面に浮かびながらチトは思う
かつてこの地球はひとつの生命だった
だとしたら・・
今はどうなんだろう・・・
今は・・なんだろう。終末なのは間違いないが
「生命」
魚に餌をやると、水槽から跳ねて空中でエサに食いつく。自律機械は、これはある種の突然変異、命令の誤伝達、バグ、進化の源だと言う。
「機械の言う事は難しいな・・」
「焼きたい」
「やめろって」
最後の一匹のお魚、ユーに食べられそうw 自律機械はまるで人間のように二人に語りかける。
「思ってたんだけど、本当に
生きてるみたいだよね
機械なのに」
「私たちは人間とコミュニケーション
できるように"共感"という能力が
備わっているからでしょうか」
「共感って何?」
「あなたたちが喜ぶと私も
嬉しいということです」
自律機械くん、ほんといい子。梶君の優しい声が心地よい。二人は自律機械に言われた通り、温かい水が通っている配管の下で眠りにつく・・・ そして何か巨大な音で目を覚ますチト。見ると、あの巨大な機械が施設を壊している。
「この施設の解体を始めたみたいですね」
えええええ・・・どういうこと?? 自律機械が建設機械とコミュニケーションを取ったが、建設機械は施設の解体の提案を受け入れてくれなかった。建設機械は壊れてるんだなきっと。
「解体リストには周辺区画のほとんどが
含まれていました。 恐らく、都市に
とっても致命的なバグが発生しています」
「バグ・・それも進化の源なの?」
「破壊がもたらす次の創造を進化と呼ぶのなら」
スクラップ&ビルド・・いや、この破壊の後に次の創造はないだろおおお。どうにかならないの・・このままでは最後の一匹ちゃんが。ユーは魚を助けようと言い出す。
「食べるんじゃなかったの?」
「ううん・・なんでだろう
あの魚を助けたい」
「共感ってやつかもね」
二人は爆薬を使って建設機械の破壊を試みる。なんかユーが今までみたことないやる気を見せてる!! 随分危険な作業に見えるが・・・ ユーが作業をしている時、チトは自律機械と話す・・・
生命・・
私たちは生きてるし
あの魚も来ている
大きい機械も魚も喋らないけれど
でも共感はできる気がする
たぶん生きているからだ
昔は人の機械も都市も生きていて
循環していたんだ・・・
「ごめんねデカイヤツ」
ユーが爆弾をしかけ終わりチトが爆発させてギリギリのところで建設機械を止める事ができた。
人も機械も魚も都市も生きていて
それもいつか終わりがくるんだ・・
「ねえちーちゃん
生命って終わりがあるってこと
なんじゃないかな」
「そうだね・・」
生まれたからには終わりがあるんだな・・それが生命。UQホルダーになりたいなw 魚の水槽の破壊は免れたが、施設は随分壊れてしまった。自律機械の力ではせいぜい水漏れを止めるのが精一杯、これ以上の進化はできないのだ。
「進化というものには
限界があるのかもしれません
この都市も大規模な破壊が
起こった後はそれっきりです
この層にいた人々も
いつしかいなくなりました」
創造がないと終わるだけか・・・ イシイはそんな中でももがいていた人だったよなw
「じゃあ私たちは行くけど
二人とも長生きしてくれると嬉しいな」
「私もそう思っています。
みなさんもお元気で」
「共感だ」
「うん」
チトとユーは先へ進む・・・エンドロールが黒バックでなんか最終話みたいなんですけどw それにしても音楽がまたまた荘厳だな。
Cパート!
水漏れ修理している自律機械の姿可愛い。こういう無骨な姿をした機械も可愛いものよね、インターステラーのTARSとかが可愛いのと同じだな。それにしても今回は終末の悲壮感がちょっと多めだったな。
おまけアニメ
少女週末授業、今回の先生は・・もちろん自律機械くん!梶くんが先生だぞ。さ、魚が喋った・・・しかも、2匹いるぞ骨と魚。
少女終末旅行 第1話「星空」「戦争」
少女終末旅行 第2話「風呂」「日記」「洗濯」
少女終末旅行 第3話「遭遇」「都市」「街灯」
少女終末旅行 第4話「写真」「寺院」
少女終末旅行 第5話「住居」「昼寝」「雨音」
少女終末旅行 第6話「故障」「技術」「離陸」
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